Day

newinfomainclap*res


日常 | 小話 | 落書



2月7日 北方領土の日
秋生と桜生と春人

春「北方領土といえばロシアだね」
桜「ロシアかー。今度いつくんとデートで行ってみよっかな」
秋「近所の観光地に行くノリで行く距離じゃねーけどな」
春「桜ちゃんのお出かけに関して、常識は通用しないからね。言っても無駄だよ」
桜「2人もお金持ってるんだから、どこでも簡単に行っちゃぇばいいのに。ロシアなんて飛行機でぴゅーんだよ」
秋「プライベートジェット機持ちは楽でいいな。…仮にそうだとしても、俺は寒いところはいいや」
春「俺もロシアは行ったことあるしいっかな〜」
秋「え、行ったことあんだ」
春「うん。次男と1回行ったのと、父さんと1回行ったのとで2回あるよ〜」
桜「え?家族で行くとかじゃなくて?…観光地とか回ったの?」
春「ううん、全然」
桜「じゃあ美味しいもの食べたとか?」
春「ううん、全然」
桜「じゃあ何したの?」
春「父さんと行った時はなんかホテルで荷物番してって言われてホテルにずっといたよ〜カッコ誰かがドアノックしても絶対に出るな、もし鍵壊して入ってきたら狙撃可カッコ閉じる〜」
桜秋「えぇ……」
春「それから次男と行ったときは変な場所に連れて行かれて、迷子になった演技で廃墟に入ってそこにいる人数を確認してこいって言われてそうした〜カッコ捕まりそうになったら狙撃可カッコ閉じる」
桜秋「えぇぇ……」
春「どっちもめっちゃおこずかい貰えてラッキーだったんだよね〜。あの頃は楽に稼げてよかったのにな〜」
桜「……ちなみにだけど、狙撃はしたの?」
春「ううん。結局どっちも普通に終わって、
俺の初狙撃はまた別の機会になったんだ〜。だから普通よりも結構遅かったんだよね〜、俺の初狙撃」
桜「まるで誰もが通る道みたいな言い方してるけど、多分違うよ」
秋「日本で普通に生きてたら、初狙撃なんて一生やってこねぇから」


麒麟一家は常識がズレてるご様子です。
庭でどんぱちやるような家族ですからね、お察しではありますね。

2020/02/07 08:19



[Top]
×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -