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2月01日 情報セキュリティの日
真とかすみん
そして大晟と椿

真「ねぇねぇかすみん、どうしてうちの牢獄はこんなにセキュリティがばがばなの?」
か「無能ばかりだからだ」
真「じゃあどうしてかすみんのデータバンクには僕ばかりか、椿君やたいちゃんさえも侵入出来ないの?」
か「呪いが掛けてあるからだ」
真「……は?冗談だよね?」
か「そう思うなら、無理矢理こじ開けてみればいい。それくらい出来るだろう」
真「椿くんとたいちゃんは無理矢理こじ開けたら、トラップに引っ掛かりそうだから嫌だって言ってたよ。…無理矢理こじ開けようとしたらどうなるの?」
か「呪いが発動して八つ裂きになる」
真「は!?じょ、冗談だよね!?」
か「だから、そう思うなら無理矢理こじ開けてみればいいだろう?」
真「……いや、まさか、呪いなんて。このご時世に、そんな非科学的なもの………」
か「廃れきっているからこそ、その存在に誰も気付かない。こんな使い勝手のいいものはないな」
真「!!!!」


大「呪いなんてあるわけねぇだろ」
椿「じゃあ、本当かどうか無理矢理こじ開けるか?お前なら仮に八つ裂きになっても死なねぇし」
大「もし本当だったら俺の能力も無効化されて死ぬとかあり得そうだろ、嫌だ」
椿「大晟くんよ。呪いなんてあるわけねぇとか言いながら、ある呈で超ビビってんじゃねぇの」
大「仕方ねぇだろ。あるわけねぇけど、もしかしたら…と思わせるような何かがあんだよ。何なんだよあの人」
椿「それがかすみんの怖いとこ。あり得ねぇことでも納得させられそうになるし、それが分かってて警戒しててもやっぱり納得させられる」


かすみんの言っていることがどこまで真実かは誰も知るところにあらず。
この時代には科学が進歩しているので、呪いやまじないの類いは科学的根拠のない価値のないものという認識が全世界で持たれています。もちろん占いの類いもです。
幽霊を見たなんて誰も信じてくれないばかりか、脳の病気だと思われてすぐに病院に連れていかれます。
ちょっと寂しい世界ですね。
でも、呪いやまじないに価値がない、幽霊がいないことを証明出来ている訳ではないので…やっぱり、かすみんの言ってることが真実でないとは言い切れません。

2020/02/01 15:09



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