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日常 | 小話 | 落書



1月30日 3分間電話の日━second
後輩組と、先輩組(リーダーはお仕事です)

桜「リベンジ!!」
春「はーい、では秋生のスマホを勝手に拝借して……」
秋「あッ、春人いつの間に!」
春「はいでは、夏川先輩にコール」
プルルル…ブチッ。
春「おおう、まさかの直切り」
桜「最近秋生に甘々の夏川先輩が問答無用でぶち切るってことは、余程忙しいのかな?そんな時に電話かけて邪魔して、後で何だったのか聞かれたときに、特に用事はなかったですとか言った暁には……まぁ大丈夫か」
秋「大丈夫じゃねーよ!ひっ叩かれるだろーが!」
春「最近でも叩かれるの?」
桜「普通に叩かれてるよ。あと寛容的になったとはいえ、下らないこと言うと普通に無視されてるし、馬鹿とかアホとかも頻度は極端に減ったけど言われてはいるんだよね、これが」
春「へー、そうなんだ。じゃあきっとめっちゃ怒られるね!」
秋「笑顔で言ってんじゃねぇよ!」
桜「ところでさ、夏川先輩は何してるのかな?」
春「ゲームでもしてるんじゃない?」
秋「いや、先輩ゲームしてても普通に電話出るだろ。誰も片手の先輩にも勝てないんだから」
桜「そもそも秋生からの電話なんて用件電話くらい…それも、助けを求める電話が殆んどなのにね」
秋「ああ、確かに…急ぎの用事じゃないと電話なんかしないな。…そう言えば、電話は出ないことはあるけど直切りされたことねーなぁ」
桜「でしょ?」
春「え?もしかして後ろめたいことでもやってるの?」
秋桜「え」
春「えっ、だってそれしかなくない?…いや、浮気は有り得ないと思うよ。そうだと俺的には楽しいけど、それは1500%くらい有り得ないと断言できるよ」
秋「そうだと楽しいってなんだ」
桜「でもじゃあ、他に何が後ろめたいの?」
春「………闇取引?」
秋桜「何の!?」
春「戦場で戦ってるとか?」
秋桜「どこの!?」
春「ラスボスと交流なんてのは?」
秋桜「何でよりによって!?」
春「まぁ分からないけど。秋生に知られたくない何かをしてるってことは確かだよね」
桜「ちょ…ちょっと秋生、もっかい電話して!!」
秋「やだこわい」
桜「もーっ、ヘタレ!貸して!!」
秋「あっ」
プルルル…ブチッ。
桜「まただ!!」
秋「………何してるんだろう…」


双「いいのか?ぶっちして」
李「急用だったらどうするんだ?」
華「ヤバくなったら亞希でも呼び出すだろ。いいから集中しろ」
深「くるぞくるぞ…5、4、3、2、1!!」
李双「━━だめだ繋がらない」
深「諦めるな、掛け続けろ!…うるせぇ!何が只今大変込み合っていますだぶっ殺すぞ!」
双「大げさだなぁ…高々ゲームフェスのチケットぐらいで」
華「馬鹿か貴様は?このフェスに行かないと、あのゲーム脳新シリーズの記念版が買えないんだぞ?それがどういうことか分かってるのか?殺されたいのか?」
双「ご、ごめんなさい…」
李「おい双月に八つ当たりするな。第一、どうせ転売されるだろ」
深「転売品なんて馬鹿高く売られてんの誰が買うかって前に、そんなもんに手を出すのは本物のゲーマーとは言わねぇんだよ!いいから集中して電話掛けろ!」
華「これで繋がらなかったら全員叩き潰すからな」
双「なんて理不尽!」
李「まぁ俺は返り討ちにするし、お前も守ってやるから安心しろ」
双「さすが李月お兄ちゃん!」
華「お前はすっかりヒロインの立ち位置だな。お前ら含めて世界ごと無に帰してやろうか」
深「いやどこのラスボス?…ってか、こんなアホみたいな会話してる場合じゃねぇんだよ。もう何でもいいから、ちゃんと集中して掛けまくれ!!」
双「━━━あっ、繋がった!」
深「流石双月よくやった!愛してる!!」
華「愛してる」
双「えっ、華蓮にまで言われると流石に照れるんですが……」
李「流石ヒロイン(侑と秋に、死ぬ気でフェスのチケットを取ったら簡単に愛してるって言ってくれるぞって教えてやろう)」


侑「また!僕だけ!のけ者!!!」



結論、何やってるんだこいつらってことをしていました。毎日そんなことしてますね笑
そんなことなら秋生たちも参加させればいいのにという所ですが、それはちょっとなんか…みたいなのがあるらしいです。あんなに必死になってる所を隠したいのかもしれません。
最近はチケット販売開始と同時に鬼のように電話を掛けるとかっていうことはしないんですかね?昔はよくありましたけど。
オリンピックのチケットも完全にネットでしたし、今時はないのかもしれませんね。

2020/01/30 08:16



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