Day

newinfomainclap*res


日常 | 小話 | 落書



主婦休みの日━second
秋生と華蓮

秋「去年はエラい目に遭いました」
華「そうだな」
秋「しかし今年もまたキッチンから追い出されました」
華「それでまた聞き耳を立ててると」
秋「だって去年みたいにお気に入りの料理道具滅茶苦茶にされたらどうするんですか!」
華「また買いに行けば、去年みたいにもっといいのがあるかもしれないだろ?」
秋「そ…それはそうですけど……」
華「そもそも、秋生を休ませることが目的でキッチンから追い出してるのにそこでずっと聞き耳立ててたんじゃ休みにならないだろ」
秋「それは狸さんにも言われましたが、気になって他のことをするどころじゃないです」
華「……」
秋「え、何ですかその顔は」
華「つまり気にする余裕をなくせばいいってことか?」
秋「まぁ、それはそうですね。……………何か良からぬことを企んでます?」
華「そう思うなら、さっさと縁側にでも行って妖怪たちの相手でもしていればいいんじゃないのか?」
秋「………」


秋生が妖怪たちの相手をすることにしたのか、それとも華蓮の企みに乗っかったのかは誰も知るところにあらず。
どっちにしても、秋生を休ませるということが目的なのに休めてるのか?という疑問が浮かびますが。
まぁあくまで主婦休みの日ですから。主婦としては休業してるので、セーフということで。

2020/01/25 10:41



[Top]
×
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -