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10月31日 ハロウィン

要「大晟、トリック・オア・トリート」
大「ん」←アメ差し出す
要「いや何で普通に出してくんの?そこは何も持ってなくて悪戯しちゃうぞってなるところじゃん?あれやこれやされるところじゃん?」
大「俺がお前の思惑なんかに嵌まるわけがないだろ。現実の厳しさを思いしれクソガキ」
要「ひでぇ大人だな!」
大「これだけじゃ終わらねぇぞ」
要「は?」
大「要、Trick or Treat」
要「え」
大「菓子寄越せっつってんだよ。今俺があげたのはなし、今から取りに行くのもなしだぞ」
要「…んなこと言われたら、俺なんも持ってねーよ」
大「じゃあ悪戯だな?」
要「えっ」
大「Trick or Treat。お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ、だ。知ってるよな?」
要「し…知ってますけど」
大「菓子を持ってねぇってことは、悪戯されるしかねぇな?」
要「いや、あの…悪戯って、何を……?」
大「さぁて、何をするかな?ハロウィンはまだ長いからな?今日は背後に気を付けろよ?」
要「そんな丸一日使ってやる気なのかよ!?」
大「積年の恨み、今が晴らす時だ」


稜「……一体何する気なんだろうな」
龍「もし俺だったら、悪戯するぞって脅してこれ見よがしに辺りをうろついて怯えさせて、寝る前に電話なんかしちゃって更に怯えさせて…でも結局何の悪戯もせずに1日を終えるっていう悪戯をするかな」
稜「性格の悪さが滲み出てんな」
龍「大晟さんはそんなことせずに、普通に普段の憂さ晴らしで要をボコボコにするかな?」
稜「それもそれで…でもちょっと有り得そうだな」
龍「ま、明日にでも要に聞いてみますかね」


後日皆から当日のことを聞かれましたが、要は決してその悪戯の内容話しませんでした。大晟さんはさぞ満足そうでした。
一体どんな悪戯をされたのかは、ご想像にお任せします笑



2019/10/31 13:50



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