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日常 | 小話 | 落書



10月2日 豆腐の日
妖怪ずと媒体ず

八「豆腐の角で頭ぶつけて死ね!」
亞「それは何か。罵倒表現を冗談めかして滑稽に述べ、俺が冗談を冗談と受け止められないようなつまらない妖怪だと揶揄しているのか?ちなみに落語が由来だな」
八「ねぇ何で全部言うの?今のは何だと貴様ってなって、その流れで僕が説明する所だよね?それなのに何で全部言うの?」
亞「俺はただ馬鹿にされたことに憤りを感じただけだか?」
八「いやいや。絶対にわざとだよね?最後の落語が由来とか、明らかに怒るのには必要なかったよね?」
亞「さて、何ことやら」
八「…………李月!李月李月、いつき――!」
李「うるさい何だ」
八「亞希がムカつく!ぶっ飛ばすから手伝って!」
亞「はっ、媒体に泣きつくとはお前こそ滑稽だな」
八「僕は亞希みたいにツンデレじゃないんですー。だから素直にお願いできるんですー。むしろ、あらゆることでおんぶにだっこなんですー」
亞「いや、おんぶにだっこは威張るところじゃないだろ?」
八「えっへん!」
亞「……お前、よくこんなのに付き合っていられるな」
李「まぁ、文句を言った所で変えられる訳じゃないし。別に嫌でもないしな」
八「お兄ちゃん気質だからね!お世話したくなるんだよ!」
亞「いやだからお前が言うことじゃないからな。もう少し由緒ある妖怪の風格を保とうとかないのか?お前?」
八「ないね!」
亞「即答」
李「いっそ清々しい程だな」
八「風格とか威厳とか、そんなの持ってるだけ無駄無駄!せっかく子供に戻ったんだからさ、楽して楽しんだ方がいいよ!」
李「子供の姿をしているだけであって、別に子供に戻ったわけじゃないだろ……」
八「似たようなもんだって。ってことで、ムカつく亞希をぶっ飛ばすよ!」
李「はいはい」
亞「……上等だ。ちょっと待ってろ」←リビングに移動
八「えっ?何なの?」
亞「おい!俺がこてんぱんにやられたら、物理的に傷付くのはお前だからな!」
華「はあ?何の話だ?」
李「八都が、亞希がムカつくから今からぶっ飛ばすんだと。俺はその手伝いだ」
華「は?馬鹿なんじないのか?」
亞「それが嫌なら自分でどうにかするんだな」
華「仕方ねぇな…」
八「素直に助けてって言えばいいのに」
亞「別に俺は忠告をしただけだ」
八「……君もよくこんなのと付き合ってるね」
華「嘆いても今更どうにもならない。それに多分、お互い様だからな」


豆腐の話は一瞬でした。
豆腐の角で頭ぶつけて死ね!と一度言ってみたい気もしますが、まずそんな機会はないですね笑






2019/10/02 13:59



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