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日常 | 小話 | 落書



2月12日 レトルトカレーの日

大「…………甘口だ…」感動
要「大袈裟だなぁ」
大「俺の感動を邪魔するな。この世から消え失せろ」
要「いつも俺にだけ極端に酷くね?」
大「優しいの間違いだろ。つーか、どうして今日は辛さの選択が出来たんだ?」
要「(優しい?あれで優しい…?……もう考えるのやめよ)それはなんとかがなんとかだからって、前にゆりちゃんが言ってた」
大「大事な所を何一つ聞いてねぇなてめぇは」
要「いや、今みたいに食べてる途中にちゃんと聞いてたけど…」
大「けど何だよ?」
要「そのすぐ後にゆりちゃんが検体の後遺症で爆発のち暴走して牢獄中が停電になって、近くにいた龍遠と稜海が感電して…享と捷がどうにか抑えてる隙に、蒼と俺は夜勤中に看守に喧嘩売って独房にいる純を呼びに行くんだけど、停電のせいで機械が故障して違う地区からキメラが脱走しててこのままじゃ辿り着けないってなって、キメラをも脅せる雅が必要だということで夜勤明けで寝てる雅を起こしに行って無事に純の所に辿り着くも、鎖で繋がれてた純はキメラに噛まれてヤバそうなウイルスに感染してて苦しんでて…それでも連れていくしかないから食堂に舞い戻って純にゆりちゃんを止めてもらったけど、結局みんなキメラウイルスに感染してバタバタ倒れて…俺も意識飛ばして………結局、何て教えてもらったか忘れた」
大「待て待て待て待て!どこのバイオハザードだそれは!全員死亡不可避だろつーか逆に何で生きてんだよ!」
要「さぁ…目が覚めたら生きてたから……まぁいっか的な」
大「脳内お花畑かてめぇは!もうそこが気になってカレーの種類どころの話じゃねぇわ!!」
要「いやでも、皆気絶してたから皆知らないんだよな…」
大「監視カメラだ!その時の監視カメラ映像を何としてでも入手してやる!!」


龍「あれは中々凄かったよねー。この牢獄内で数あった騒動の中でも、確実にトップ5に入るレベル」
稜「まぁ、俺等は早々に脱落してたけどな」
龍「俺たちが身を呈してその他大勢を感電から守ってあげたってのに皆ウイルスで死ぬんだもんね。笑っちゃうよ」
稜「実際は笑い話で済んでねぇけどな。…何がボンカレーの発売日だから今日はボンカレー、辛さが選べてラッキー!だよ。大辛なんて食うからあんな惨事になるんだ」
龍「いや…あれは検体機械の不具合で、一度にマスター10回分くらいの負担がかかってたからだからね?決して有里ちゃんが大辛のカレーを食べたからじゃないからね?」
稜「どうだかな。まぁ…あの騒動のせいでボンカレー辛さ選択がなくなってたら俺はあいつを窒息死させてたが、そうじゃなかったからよしとする」
龍「そ、そう……(……実は辛口嫌いなの?)」


歴史に残る大惨事。
しかしこれでもトップ5ということは、もっと大惨事が起こり得る牢獄です笑
要たちのいる地区、真のいる地区、スペードのAのいる地区、そのどれでもない残り1つの地区でキメラを生み出すための実験が行われているとかいないとか。


2019/02/12 12:52



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