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日常 | 小話 | 落書



1月28日 衣類乾燥機の日
大晟と要と稜海と龍遠

龍「ちなみに宇宙人からの警告の日でもあります」
要「なんか聞いたことあるような…」
稜「4年前に話したからな」
大「スペースショッカーの日か!!」
稜「大晟さん、その件も4年前にやったから……」
龍「あの頃はまだ大晟さんはまともで、ゆりちゃんが出たときだけちょっとおかしくなる的な感じだったんだよね」
大「今の俺が常にまともじゃねぇみたいは言い方してんじゃねぇ」
稜「要のためにしれっと脱獄しようとする人はまともとは言えねぇから…」
大「脱獄ごときでガタガタと……」
龍「まぁいいよ。そろそろ衣類乾燥機の話しようよ」
要「龍遠が変なこと言い出したから、最初から話が逸れたんだぞ」
大「見ろ。この的確な指摘が出来るほどの成長が誰の努力の賜物だと?」
龍「大晟さん、親ば…っ!!」←突然の呼吸困難
稜「お前は黙れ(親ばかだけど)」
龍「ッッ!!」
大「(最近はこっちの躾もハードだな……)」
要「…で、衣類乾燥機って何?」
大「衣類乾燥機はその名の通り服を乾燥させるもんだよ。うちの牢獄は乾燥機つきだったっけか?もう細かい設定覚えてねぇからな」
稜「大晟さんすぐ設定とか言うから…」
要「干さなくても乾燥してくれんの?ちょーすげくね?」
大「服の素材によっては縮むというデメリットもあるけどな」
稜「セーター類はほぼそうだろうな」
大「そうそう。そもそも洗濯機がダメなやつを洗濯機にかけてかつ乾燥機もいっちまうという最悪のコンボを繋げたときの絶望感たるやな」
稜「長袖が七分袖になるあれだな」
大「そうそう」
要「……なんか乾燥機の良さが伝わってこない。なぁ、龍遠は何かねーの?」
龍「………」
要「龍遠?…ちょっ!!稜海、龍遠が青くなってる!!」
稜「あ、忘れてた」
龍「――――っはぁ…はぁ……」
要「龍遠、大丈夫か!?」
龍「…ち…ちなみに…」
要「え?」
龍「今日が…衣類乾…燥機の日…なのは……衣類(1)ふん(2)わり(8)の……あてつけも…甚だしい…語呂合わせ…から……」バタッ
要「龍遠―――!!死ぬな―――!!!」
稜「……最後の最後に仕事をしたな」
大「いや、躾がハードモード過ぎんだろ。少しは心配してやれ」
稜「死にはしないから問題ない。おいさっさと起きろ」
龍「…俺が言えたことじゃないですが……もう少し優しさというものを……」
稜「はっ」
龍「鼻で笑うのは酷くない?」
要「……こういうの見ると、大晟はまだ優しい方なんだなって実感する……。色んな意味で大晟でよかった……」
大「そう思うなら俺に捨てられないよう、普段からいい子にするよう心がけろ」
要「考えとく…」
稜龍「(完全に立場が逆転してるんですがそれはいいのか)」


丸4年前に宇宙からの警告の日を牢獄組でやりましたが…4年って……凄いな。
停滞期間が長かったにしても凄いなと思います。
あの頃と現在とでは大晟と要の在り方も大きく変わってるので、そういうのを見返すと色々と面白かったりしました。

2019/01/28 08:30



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