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悪役と遊ぼ!
第2回「クリスマスが終わったよ」の巻

カ「さて本日も始まりましたぁ、悪役と遊ぼ!のお時間ですよぉお。司会は僕、みんなのラスボスさんこと、鬼神カレンとぉお」
神「絶対的強欲神こと人間の神がお送り致します」
カ「ではさっそくぅう、メリークリスマス!」
神「日本の神を前にクラッカーを放つとはいい度胸ですね」
カ「ちぃがぁうぅ。もうクリスマスなんてとっくに終わったよって突っ込んでぇえ」
神「クリスマスを、年に、1度の、一大イベントをスルーしてしまったぁああ!!…という怨念が我々を呼び寄せたんですね」
カ「クリスマスなんて明るい話題にぃ、僕たちってどうなのぉお?って感じだけどぉお」
神「まぁもうクリスマスじゃないですし」
カ「まぁねぇ。てことでぇえ、一大イベントをスルーしたことへの言い知れぬ気持ちを吐き出すべくぅう、その八つ当たりの矛先とされたぁあ、可哀想なぁゲストを呼びましょおかぁあ」
神「どうぞー」
桜「そんな紹介で呼ばれるなんてすごく嫌だ…」
カ「はぁーい。ということでぇ、本日のゲストはぁあ、僕の残りカスの柊桜生ちゃんでぇええす」
桜「いやそっちが残りだよ!僕が本体だからね!?」
カ「どっちでもいいよぉ。いらっしゃぁあい。お茶どうぞー」
桜「ああ、これはご丁寧にどうも」
神「いや家に招いてるんじゃないんだから」
桜「あ、初めまして。秋生がお世話になったみたいで」
神「いえいえ。こちらが一方的に殺そうとしただけで……って何ですかこれ?」
桜「そういえばお菓子持ってきたよ。食べる?」
カ「わぁあい、ブッセすきぃい」
桜「美味しいよねぇ。秋生の手作りだよ」
神「なんというこの順応力。まるで女子会……いやだからそうじゃなくて!友達を家に招いてるんじゃないんですよ!」
カ「クリスマスの話しよぉお」
神「そして唐突!」
桜「クリスマスの話って…どんな?サンタからプレゼントがあったかとか?」
カ「僕はプレゼントあったよぉ。凄く高性能な電子辞書ぉ」
桜「なっ…なんて優等生なんだ…おろちくんぬいぐるみ貰って跳び跳ねてた僕がバカみたい…!」
カ「おろちくんぬいぐるみ…?」
桜「等身大のおろちくんぬいぐるみがいいってお願いしたら、部屋の半分くらいを締める1/60スケールのおろちくんぬいぐるみが来たの!パーフェクトグレードだよ!」
神「ヤマタノオロチを弄びすぎじゃないですかね。何がパーフェクトグレードですか」
桜「でも可愛いよ!一都くんとかやっくんとかがそれに乗っかって寝てるのとかもう萌えでしかないよ!」
神「当のオロチがそれじゃあもうどうしようもないですね」
カ「……まぁ、プレゼントは本人が喜んでなんぼだからねぇえ」
桜「そうそう。ちなみに秋生はね、AIスピーカー貰ってヘッド様検索しまくって夏川先輩にひっぱたかれてたよ」
カ「……叩かれるって分かってても検索しないと気が済まない辺り、ある意味僕の執着心よりも勝ってる何かがあるよねぇえ」
桜「否定してあげられないのが辛いところだよ」
カ「神はなんかもらったのぉお?」
神「神なんも貰ってませんし、貰うような存在でもないですし」
桜「なんだつまんね!神ちゃんもっと話題性持たないと〜」
カ「そうだよぉお。話が続かないよぉお」
神「いや女子トークに混ぜないでくれます?ていうか神ちゃん?」
桜「だって神様って……様って感じじゃないし…悪人?悪神?だし」
カ「最終的には神ですらなかったしねぇええ。様とか烏滸がましいよねぇえ」
桜「君も人のこと言えた義理じゃないけどね」
カ「それはそうだけどぉお、僕は別に崇められたいわけじゃないしぃ。それにぃ、ぼくより性根が腐ってるでしょおお?そりゃあ、サンタクロースもぉ、スルーするよねぇ」
桜「神ちゃん…来世は全うに生きるんだよ」
神「何ですかその哀れみの視線は…」
カ「来世ではサンタにプレゼント貰えるといいねぇ。まぁぁ、来世なんてないだろうけどぉお」
桜「ねぇ……何かもっと楽しい話題ないの?神ちゃんのせいで凄く盛り下がってるよ」
神「私のせいじゃなくて貴方たちのせいですよ」
カ「じゃあぁ、クリスマスだからぁあ、下世話な話にする?」
神「クリスマスに全くかけ離れた言葉ですよそれ」
カ「ほらぁ、クリスマスってぇえ一年で一番子どもが多くできる日でしょぉお?子作りした?」
神「下世話というか…なんというか……デリカシーの欠片もない……」
桜「僕たち清純派でやってるからそういうのはノーコメントで」
神カ「清純派……?」
桜「何ですかその顔は。どこからどう見ても清純派でしょ!」
カ「…まぁ、君たちがそう言うなら僕は否定しないけどぉお。ていうかぁ、もっと恥じらいとかぁ、動揺とかぁ、そういうのないの?」
桜「そういうのも含めてノーコメントで!」
神「徹底してますね」
桜「僕たちキャラクターはイメージを壊したら終わりだからね。そこら辺はシビアにいきますよ」
カ「それ僕たちの前で言う?」
神「私はもう過去の存在なのでどうでもいいですけどね」
カ「僕の立場は?」
桜「悪役はいいんじゃない?既に印象最悪だからイメージが下がろうが上がろうがどうだっていいでしょ」
カ「酷い言われようだなぁあ…別にいいけどぉお」
桜「そうそう。じゃあ上手くまとまったところで、そろそろ終わる?」
神「なぜ貴方が仕切ってるんですか」
桜「あ、ごめん」
カ「ではぁ、次回まで覚えてろょおお
下等生物共ぉお」
神「……それで定着させる気ですか…」
桜「ばいばーい」


第2弾。
今さらイメージを気にしなくても、これまでの駄文で十分滅茶苦茶になってるんだよ。とは誰も教えてくれなかったのでしょう。

2018/12/27 12:44



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