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11月26日 いいチームの日
shoehorn

侑「本日はいいチームの日です」
双「へー、そうなんだ」
侑「いや他人事みたいに言ってるけど、つまり僕たちのチームワークが問われる日だよ!」
深「何だよ俺たちのチームワークって」
華「別にチームでも何でもねぇだろ」
侑「僕たちshoehornでしょ!!バンド活動してるでしょ!!チームでしょ!?」
深双華「あ」
侑「あ。じゃないから!え?本当に?本気で本当に忘れてたの?全ファンに謝れ!!」
双「いや忘れてたわけじゃねぇんだよ?けどほら、一緒にいる家族とただ遊んでる的な感覚で……」
侑「言い訳が甚だしい!」
深「俺なんてお前みたいにそれで目立つわけでもないし双月や夏みたいに身近にファンいねぇしなー。まるっきり忘れてたわ」
侑「素直に自虐したら許されるって話じゃないから!」
華「チッ…」
侑「舌打ち!無言の舌打ちとか一番質悪いよ!……ていうか、そんな話をしたいんじゃないの!普段チーム感がない分チームの日くらいチームワークを見せたかったの!!」
双「普段からチーム感がないってことはつまりチームワークは皆無だろ」
侑「だまらっしゃい」
深「つーかチームワークなんてどうやって見せんだよ」
侑「いやまだそこまで考えてないけど……組体操とか?」
華「馬鹿か貴様は」
侑「ひどい!」
双「いやお前の方が酷いわ。流石に俺も擁護出来ねぇよ何だ組体操って」
深「そもそも4人で組体操とかおもっくそ中途半端になるだろうが」
侑「何なの皆して!そんなにフルボッコにするなら案を出してよ、案を!!」
深「そもそもチームワークうんぬんの前にチームがまとまってねぇから。まずはチームをまとめられるリーダー連れてくるところからだな」
侑「リーダーは僕!!」
華「それはお前が言い出したことだからその場の流れでそうなっただけだろ」
侑「でも僕が一番仕事してるんだよ!テレビで宣伝とかなんとかかんとか!」
双深「俺らラジオやってるし」
侑「むっ。いや…でも僕が一番有名だもん!」
深「それはお前が好きでテレビに出まくってるからだろうがよ。人気は夏がダントツだしな」
侑「うるさい!なっちゃんなんかライブしか来ないくせに!」
華「誰が歌を作ってやってると思ってる?」
侑「くっ…」
双「まぁある意味では一番仕事してるっつっても過言じゃないよなー。つまりリーダー?」
華「ふざけるな」
深「つーか、別に仕事沢山してる奴がチームをまとめられるってわけじゃねぇんだからよ。そこで判断することじゃねぇだろ」
侑「何さ、僕にはまとめられてないとでも言うっての」
深「ないから今こういう状況になってんだろ。お前にはチームをまとめる能力がねぇんだよ」
侑「そんなことありませんー!まとめる力はありますー!生徒会長だし、山の長だし!」
深「生徒会はひすい、山は飛縁魔。反論は?」
侑「……せ、生徒会の最終的な決断は僕がやってるもん。山に至ってはノーコメントです」
双「決断してりゃいいってもんでもないだろ。いい加減諦めたら?」
侑「諦めないよ!!第一、仮に僕がリーダーを降りたとして一体誰がやるの?この中にリーダー気質の人いる?」
深「いねぇから、連れてこなきゃいけねぇって話をしただろうが」
双「まー最悪の場合、俺ら基本夏川さんには逆らいませんけどね」
深「それはある意味まとまるだろうけど、夏の場合ほぼ恐怖政治だから。恐怖で支配してるだけだから」
双「だから最悪の場合って言ったんですよ」
華「人をどっかの独裁者みたいに言うな」
深「じゃあリーダーやんの?」
華「誰がやるか」
深「ほらこうなるだろ。やっぱ連れてこねぇと」
侑「そうやって簡単そうに言うけどね。僕たちのことよく知ってて、更に全員を恐怖をし要らずに上手くまとめられて、ついでにマネジャーになってスケジュールとかも把握出来るような…………あ」
華「多分今凄く都合よく、全員同じ顔が浮かんでるんだろうな」
深双「我らがお兄ちゃんですよ」
侑「いっきーーー!!いつきおにーちゃーーん!!」


桜「……呼ばれてるよ」
李「聞こえない」
桜「マネジャーだって」
李「嫌だ」
桜「でも晴れて仲間入りだよ」
李「ぜっっっっったいに嫌だ!!」


チームワークの話からリーダーの話になり、最終的にマネジャーになっているという点には誰も突っ込まない。
もしも本当に李月が引きずり込まれてしまったら、基本的に李月がまとめて、あまりに言うことを聞かない場合に華蓮の恐怖政治で…といういいバランスがとれそうですね笑

2018/11/26 13:44



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