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日常 | 小話 | 落書



10月4日 天使の日
世月と双月と春人

世「つまり私の日よ。さあ、崇め奉りなさい」
双「本物の天使はそんなこと言わねーよ」
春「見た目は本当に天使なんだけどねぇ〜」
世「女神でも可」
双「どっちでもいいしどっちでもねーよ」
春「その性格は独自に形成されたものなの?それとも誰かの遺伝?」
世「もちろん遺伝よ」
双「母さんにそっくりなんだよなー」
春「えっ、お母さんってそんななの?ごめん、全然イメージ湧かない」
世「春君はイカれたお母さんしか知らないものね」
双「(イカれたって…んなはっきりと……)」
世「今はあんなだけれど、私が生きているころはあの人があんなに廃人みたいになるなんて想像も付かなかったわ」
春「……やっぱ想像出来ない」
世「双月と一緒にいればいつか本当のお母さんに会えると思うのだけれど…いつのことになるかしらね……」
春「俺は一生双月先輩と一緒にいるし、いつか会えるなら気長に待つかなぁ」
世双「……」
春「え?何?」
世「…春君……そんな唐突にプロポーズされると、私照れちゃうわ」
春「は?」
双「いや世月にしたんじゃねーから。てか多分本人そんな気全然ないから」
世「意識してない分本心ってことでしょう?」
双「いや…まぁそうかもしんねーけど。なんか違うような……」
世「私の天使としてのキューピッド力のおかげよ。さぁ、崇め奉りなさい」
双「だから天使はんなこと言わねーっつの。無理矢理締め括んな」
春「?」


世月たちのお母さん。
今のところイカれたおばさんという描写しか出てません。これ以上に特に広がる話もありませんが、世月に似てとても美人です。

2018/10/04 08:24



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