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9月24日 畳の日
妖怪たちとその保護者

亞「そろそろあの部屋の畳を新しくしろ。劣化が気になって仕方がない」
華「別にお前らが使ってるわけじゃないだろ。秋生か桜生が言うならともかく、何を偉そうに」
秋「俺はそんなに気にならないですよ」
華「ほらみろ。却下だ」
亞「遠慮してるだけだ。あと俺たちの格好の昼寝場だ」
良「毎日欠かさずしておるぞ」
八「あそこ昼寝に最適なんだよねー」
四「日当たりもいいし、空気もいいものね」
狸「……」頷く
亞「だから新しくしろ」
華「このニート妖怪共が…」
秋「だから夜はあんなに元気なんですね」
華「感心するな」
秋「でも微笑ましいじゃないですか。皆で仲良く昼寝してるの想像したら可愛いですし」
華「…………いや、ない。こんな奴等に可愛げがあってたまるか」
秋「(ちょっと揺れた……)」
亞「いいから新しくしろ!」←華蓮におぶさる
良「そうじゃ、そうじゃ!」←頭の上に乗る
八「僕も新しいのがいいー!」←首に巻き付く
四「あら、じゃあ私も。狸も」←腰に巻き付く
狸「……」←足元に寄る
華「ああ鬱陶しい!」
亞「新しくしろ」
華「分かったよ!新しくしてやるからまとわりつくな!」
亞「絶対だからな!」
良「新しい畳じゃ、愉快じゃ」
八「やったー!」
四「やったわね」
狸「……」頷く
秋「(いい大人達が…姿があれだとやっぱり子ども返りするんだな……)」


基本的に大人な妖怪さんたちですがあまり子どもらしい子ども世代を過ごさずにいた方がほとんどなので、その子ども時代を取り戻すかのように時々子どもっぽさが露呈します。
みんな狐とか蛇とかになって華蓮にじゃれつきます。李月や、秋生とか桜生にもよくじゃれつきます。それを秋生と桜生が可愛がり、華蓮と李月も何だかんだ蔑ろにはしません。
生意気な子どもが沢山いるみたいな感覚ですね笑

2018/09/24 07:56



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