無気力系天女様(天女様は無気力系)

何番目かに来た天女様は毒舌・怠惰・腹黒といいとこなし!なはずが、今までのベタベタしてくる天女様とも違うし、なんかだるそうだけどやることやってるし、たまに優しいし芯が通ってるし…どういうこと?みたいに戸惑う忍たまたちと、まじだりーめんどくさいが口癖の無気力系天女様のお話。

ドリーマーでもなんでもなく、らんきりしんをぼやーっと知ってるような知らないような、その程度の知識しか持ってない元OLが忍術学園に突然トリップ!気づけば裏裏山に居た名前は突然六年に囲まれる。「なにこの人たちコスプレ?うわ痛いわー関わりたくねー」忍たまたちは「また天女か」となれた様子で学園まで連れていき、トントン拍子で話が進み置いてもらえることに。

「いく宛もないじゃろうから、ここに住みなさい」
「はあ…(いく宛もないってなんでだ?)」
「ところで…天女様の名前を聞かせてくれんか」
「や、もう天女でもあれでもそれでもいいんで。特に呼ばれることもないでしょうし」

頑なに名前を言わない天女をますます怪しがる六年ズ。みんな天女が大嫌いで歴代の墓がある。最初はみんな殺す気満々。

しばらく嫌われながら過ごしていろいろあって学園長と先生方と一部の忍たまからは信用されるようになって、改めて自己紹介したらいい。

「君らと必要以上に距離をおくのをやめろと言われたので改めて自己紹介します。天女改め名字名前です。名乗ったので今後天女と呼ばれても無視します。ちなみに年下には興味がないのでもし私に力があるなら先生方を狙ってるでしょうね。これでもまだ私になにか言いたいことがある人は影でこそこそ言ってないで直接言いに来てください。ただし、「帰れ」と「みんなを惑わすな」という感じの発言に関しては言われてもどうにもできないので言いにこないでください。それ以外の文句なら受け付けます。以上!」

かなりさばさばして男前な性格だったらいい。しかし腹黒で使えるものは使うし怠惰だからなるべく楽をしたがる。めったなことでは笑わない。笑うのは大抵人を小バカにするような時だけ。


嫌われ設定もいいけど五六年は補正でメロメロって感じもいいかも。めちゃくちゃアタックされてんのに迷惑がってる。むしろ放置。
「天女様、何かご不便なことなどありませんか?」
「君たちが私にまとわり付くことが一番不便だからさっさと消えてください」
「天女様が掃除なんてする必要ありませんよ!」
「今他にやることがなくて暇で死にそうならやらせてあげてもいいけど」
「本当ですか!」
「ただし委員会だとか授業だとかを疎かにした場合、二度と口ききませんけど」
「っ…!委員会、行ってきます…!すぐ戻りますから!」
「委員会ちゃんとやりなさい。今日はもう会わないことを祈るよ」

うん、こっちの方がしっくり来るからこれでいこう多分(笑)