「はくしょん!」
「なんやぁ美月、風邪か?」
「いや、ちが…ふあっくっしょん!」
「なあなあなあ知ってるか!夏風邪はバカがひくんだぜ!」
「今春だぞ」
「か、かふんしょう…は、はっくしゅん!」
「花粉症かー、もうそんな季節やんなあ」
「俺花粉症じゃなーい!」
「俺も」
「俺もや。美月だけやな」
「うう…」
「美月が涙目!美月が涙目!」
「うるせーよ白夜静かにしろ」
「はっくしょん!」
「ほんま大丈夫か?」
「うえ…めっちゃ辛い…目薬目薬…」
「美月それ貸せ!俺が二階から目薬やってやっから!」
「少し大人しくできへんのか白夜」
「できないね!」
「最低だな白夜」
「へっくしょん!はっくしょん!」
「お前次の体育休めば?」
「そうする…」
「じゃあ俺も自主見学しようかな!」
「お前はでろ白夜」
「あかんで白夜」
「えーーーーー!!美月だけずるいぞ!」
「いやずるくはな…ふえっくしょん!」
「お前は早く保健室いけ」
花粉症つらいですズビズビ