....冗談だよ
「 嫌い。」
「 へ? 」
休みを利用して神奈川に住む彼の家まで泊まりに来たその晩、同じベッドの中隣合わせに横たわっていた彼の突然の発言に僕は変な声を上げてしまった
.....恥ずかしい
てゆうか急になに?
さっきまで普通にテレビみて笑ったり、冗談言い合ったり楽しかったのに
僕、なにかした?
「 嫌いだよ 」
と、再度彼は呟く。
嫌いって何を? ....僕を?
「 嫌い。大嫌いだ 」
そう言いながら不意に彼に抱き締められた
嫌いなのに矛盾していない?この行為....
「 大嫌い。
......もう不二以外の人類は滅亡しないかな 」
「 ..... 」
どうやら僕が嫌いなわけではないみたい
「 不二の存在だけがあればそれで良いのに。ややこしい人間関係なんて邪魔なだけだよ。 」
「 もうさ、いっそのことシャボン玉みたいに簡単に指で弾けば消える、とかならいいのにね 」
いや、そんな怖いシャボン玉聞いたことないから。
第一おそろしくて指で弾くなんて普通はできないと思うよ
「 あ、乾くんに頼んだら作ってくれるかな 」
「 まぁ、乾くんにも消えてもらうけどね 」
あぁ....乾なら、、乾にはお気の毒だけど頼めば面白がって作ってくれるかも.....
「 あーあ、不二以外全部邪魔だよ。不必要なものばかりだ。
あ....五感奪えばなんとか消すことできるかな 」
僕は黙って彼の腰に腕を回した
すると僕の耳元で彼が呟いた
「 なんてね......冗談だよ 」
彼はそう言って僕に笑顔を向ける
でも本当に冗談?目が笑ってないけど
.....冗談なの?その言葉に少しがっかりしてしまった僕は異常なのかな。
「 ねぇシャボン玉、やりたいな 」
僕がそう言うと彼はニコりと微笑んだ 今度は本当に笑ってるみたいだ
「 じゃあ明日乾くんに電話してみようか 」
僕は笑顔で頷いた
なんだか明日が楽しみになりました。
end ーーーーーーーーーー なんだこれ。意味不。すみません。 相手は幸村なんですが分かりましたかね。話自体分からない
最後までご覧くださりありがとうございました
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