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「 .....何なん? 」
「 君のことが好き....
僕の恋人になって欲しいな.. 」
「 ふぅん、好きなんか
....て、は?好き?! 」
白石はかなりびっくりしたようでかなり動揺している
「 うん、好き。 」
「 誰を? 」
「 白石を 」
「 誰が? 」
「 不二周助が 」
「 いや......自分で名前言わんでも... 」
話しているうちに少し落ち着きを取り戻した白石は小さくつっこむ。
「 ...で付き合って貰えるの? 」
不二は少し寂しそうな瞳で問い掛ける
「 えっ?!
どこかに行きたいとかやなくて、恋人として? 」
「 だからさっきからそう言ってるじゃない 」
「 ...... 」
「 やっぱりダメかな... 」
「 いや、ダメとかっちゅうより、急にそないなこと言われても.....まだ分からへんわ 」
先程とは違った意味で困惑する白石に不二は...
「 うん、君はそう言うと思った。
だからね、じわじわ攻めてみるよ 」
先程とはうってかわってニコニコ笑いながら言う不二に白石の顔には変な汗がタラーと流れる
「 ...じわじわ攻めるて..なんや 」
「 んー、とりあえず今日は白石の家に泊めて、ね!
...あ、明日は僕んとこ開校記念日だから大丈夫だよ 」
「 そんなん聞いてへんし.. 」と思いながらも不二のニコニコの笑顔に白石は何も言い返せなくなり、まだ信じらない感じではあったが不二を家に招くことになった。
「 あ、白石...夜..襲っちゃったら、ごめんね?(ニコ) 」
「 ?!!! 」
「 うそうそ!
....冗談だよ、冗談。ふふ 」
「 ....... 」
はたしてそれが冗談で済んだのか......
#end
その頃たこ焼き屋では
「 へぇ、不二さんて部長のこと好きなんスか 」
「 白石もありゃまんざらじゃないやろ。絶対付き合うで 」
「 たこ焼きおかわりやー! 」
「「 まだ食うんかい!!」」
――――――――――――
これは蔵不二です!不二蔵ぽいけども絶対蔵不二です。
「愛に行く」の白石Ver.みたいな感じになってますね。
やっぱり不二の方が強めになってしまう...どうして可愛くかけないのでしょう..。そして白石が弱い....どうして格好よくかけないのでしょう......。
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