マシマロ

彼は世話焼きだ。
それがたまに鬱陶しく思うことがある。



僕だって自分のことはちゃんとしっかりやっているつもりだし。
完璧過ぎる君には適わないだろうけれど。



「 自分ちゃんとご飯食べてるんか? 」




端正な顔立ちが俯いてる僕の目の前に移り込む






「 聞いてるんか? 」


「 聞いてないよ 」


「 聞いとるやん。なんか少し痩せたんとちゃうか? 」




僕が痩せようと太ろうと僕の身体だほっといて



て言ったら彼は父親ばりに説教を始めると思う。


"ほっといて"



とゆう言葉はどうやら彼にとってNGワードらしい。




でも 僕は彼にほっといてて言葉をよく使ってしまう







でも ほんとにほっとかれたら、死んじゃうほど悲しいのに....


でも君が僕をほっとけないことを僕は分かっているし、君が怒ることも分かっているのに"ほっといて"なんて口に出してしまう




どうやら僕は僕に説教をする君に愛を感じてしまう。僕を心配して怒る君が愛おしく感じてしまう


だからどうかずっと、ずっとほっとかないで..ね?








「 ご飯食べたんか? 」


「 マシマロ食べたよ 」


「 マシマロちゃう!マシュマロや!



て、ご飯ちゃうやん! 」





僕はわざと間違えて君のツッコミを聞くのが好きだ


鬱陶しいとこも好きなとこも全部ひっくるめて、僕は君が愛おしい。重症みたいだ。


君は僕のことどれくらい好き?






....マシマロは関係ないけれど。


#END
――――――――
不二てマシュマロみたいなふわふわなものが似合うと思います

これタイトルからパッときた方は多いのではないでしょうか。
最後で決定的だと...

奥田民生さんのマシマロ。
ただ内容は全く関係ないのですがマシマロて言葉が可愛くて無理矢理使ってしまいました(><)
マシマロが書きたいが為に書いた突発小説でかなり駄文でお恥ずかしいかぎりです

最後までご覧くださりありがとうございました。




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