桂小五郎

ここのところ、あまり会えなくなってしまったね・・蘇芳はどう過ごしているだろうか。
もし暇があったら、藩邸に遊びにきてくれるかな。
坂本君たちが忙しいということは、寺田屋に逗留している君もやはり忙しいだろうとは思うけれど。

こんなとき、君が長州藩邸に留まっていてくれればと思ってしまう。
そうすれば、あいた時間、共に茶を楽しむ事も容易だっただろうに、と。

・・・詮無いことを言ってしまったね。すまない、忘れてくれると嬉しい。


でも、私が蘇芳と共に過ごしたいと思っていることは、覚えていてくれるかい。

桂 小五郎


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