先手必勝

≪おまけのはずが長い…≫

「楓さん、君は大久保さんのことをどう思う?」

「厭味で意地悪…かな?」

「そうかい?」

目の前の美しい人はふふふと薄い唇に笑みをうかべる。

「君はそういう目で見ていないかもしれないけど教えておかないとね。
大久保さんは分かりにくいがああ見えてとても思慮深い人でいろいろな人のことを見て、心配して、さりげなく助けるような人なんだよ。」

「そうなんですか?そうみえないなぁ…」

「まぁ、確かにわかりにくい表現だけどよく見ていればわかるよ。
そうだね…例えば、近いうちに帰らないのかとか君に薩摩の藩邸に移ってくるようにと提案してくるだろう。どんな言葉であれそれは君の身を案じてのことだからね。」

「そうなんですね。誤解してました。小五郎さん、教えてくれてありがとうございます!!」

「いやいや、礼には及ばないよ。それにしても…君が藩邸に来てくれる日が待ち遠しいよ」

頭にぽんと手を置かれ、やさしく髪を梳かれるとくすぐったくて、彼の甘さに溶けそうになった。



≪アトガキ≫

10000打フリリクの第2段、楓さんの桂さん×小娘ちゃん+大久保さん(黒桂落ち)です。
ということでこれから小娘ちゃんを攻めようとおもっていた大久保さんが実は桂さんに先手を打たれているということでw

黒桂!!!大好物ですが難しい…。
本来なら楓さんのリクを第1段にすべきだったんですが…好きな2人がなかなか動いてくれなくて(汗)
しかも桂落ちっていうか、すでに落ちてるし。。。
楓さんリクありがとうございました!
腕がなくてすいません。
その上めちゃめちゃ遅くなって、ほんとに申し訳ないです(>_<)


蛇足
綿飴だとおもってたけど調べてみると綿菓子が一般的らしく、綿飴は西日本でよく使われるみたいですね。
ひとつ勉強になりました^^

20110806 蘇芳

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