▼ 世界観
ビジュアル的にはブータン的な平安的なそんな感じ的な感じ系。狩猟やら農耕作やらなんかいろいろある感じ。あっ守/人シリーズ(初盤/ハードカバー)の感じ的な。アイヌ的な。

《等位》
家の身分。五等まである。一等が一番高い。五等以下は一般家庭。一応身分制だけど差別は無い。
《宗教》
モデルにしている宗教は特になし。三等以上の家の男子は17になると3年間山寺にこもってなんか修行的な感じ的な。三等以下の者も一等の家の仕人は修行に出る資格を得る。ということにした(後付け)。
《本山》
ここで出てくる宗教の聖地。一応村的なもんがあって山寺は城みたいなもん。等位もあるよ。三等くらいまで。武装もしてるし権力はあるしこんな宗教Ye-Yo。
《狩家》
狩を生業にしている家の種類。狩家に生まれた子供はそのまま狩家になるのが普通。他にも農耕専門家とか蚕飼いとかいろいろある。そういう各ジャンルの家をとりまとめてる家長会というのもある。商工会的な。
《狩りそこね》
狩りの時に仕留めそこねてマジギレさせちゃった系ビースト。狩りそこねを出すのは狩家にとって家名が傷付くくらいの恥。
《公民館》
公務(里の政治的なもん)を行う建物。話し合いしたりする場にもなる。たいていやることないじいさんとかばあさんとか駄弁ってる。スーパーアットホーム。一等の家の人間はたいてい公務が仕事。
《友家》
仲良しだお…ズッともだお!ってなった感じの家。金持ちもみんな敷居が低いし持ちつ持たれつな社会なので政略的な意味は無い。
《結婚》
等位の高い家の結婚は一般的に当主が決める。等位の低いまたは無い家の出身でも、等位の高い家に嫁いだりすると離殿に入る。この体制は宗教色が強く出ている。
《離殿》
りでん。宗家の母屋から離れた場所に建てられる奥方専用の屋敷。敷地内にあるけど20Mくらい離れてるのが普通。奥方が亡くなると屋敷を潰して塚を建てるため、一家に1〜4棟程度。敷地内別居的な。
《籠熱》
症状はインフル的な。でもウイルス性じゃないお。
《弱頭》
主に発達障害者をさす。自閉症や読字、算術に不自由がある者も含まれる。暗にばかと言っている、非常に雑な差別語。(日本での「きちがい」のようなポジション)
《狩衣》
モンゴルの冬服(男性用)のイメージ
《闘衣》
日本の流鏑馬衣装のイメージ
※どちらにしても日常的に着るものは、ジャージとか作業着的な扱い。本番に着用するものよりずっと簡素で、昔のお古とかそういうの着てる
《ベール》
トルコの民族衣装で被るターバンっぽいやつと前に刺繍の薄布がさがってるのの融合的な感じ的な。いやうんわかんねぇよスマン
《嵐燈》
大晦日のお祭り。鎮魂と厄払いのために一晩中燈籠をつけ、酒宴、演舞、円舞等で過ごす。ちなみに朝〜夕までは物々交換の市がひらかれ、お互い来年は家に不要とするものを譲り合う。
《喪》
逝去から100日喪に服す期間のこと。この間お祝い事は避け、暮らしは質素に努め、月命日には寝ずの読経をする。
《道女》
あまさん的な。修道女的な。でもそれよりもうちょいソフトな感じらよ。看護婦さん的な仕事もするらよ。
《薬師》
くすし。薬師如来とか居るけどくすしだよくすしィ。お医者さんだよォ。切ったり縫ったりしないのでほとんど薬の調合とかぁ外傷手当てとかぁそんなん。
《絶期》
璃殿が男子禁制になるよ。年明け十日過ぎから約3週間入れないよ。でも新婚でイチャつき盛りのバカップルは大抵外で会うよ。宗教的にスゲェー罰当たりだからさすがに夜ニャンニャンするために会う奴らは見つかったらスゲェー--怒られる。
《納騎隊》
本山に奉納する物品(主に米野菜反物果物等)を運ぶ騎馬隊。固定メンバーはない。今回アイツに行かせるべぇみたいな感じ。奉納は強制じゃないけどしないと災いある気がするっつうかやらないとかあの里気でも狂ったかみたいな。普通そんな感じ。
《多婚》
オッケー☆むしろステータスだお。家が決めた相手→本妻/自分の恋人→側室的な。側室には離殿はつくらない。母屋にも住ませられないので離れ(庭と客間は無し)とか(側室が複数人いる場合)側室専用の屋敷造ったりする。もし側室に子供が生まれたらその子供は母屋に住めるけど母親はダメー
《下克上》
家の長が健在で当主を続けるのに問題が無い状態でありながら後継者が代替わりを要求する事。賢人会に宣言を申し立て、許可または推薦が貰えると大会議にて発表する。許可の場合は自分で必要性や適正を弁論するが推薦の場合は賢人会と証人(他薦人的な)が説明をする。その後、投票で決定。



▼ 人物

《鬼道》17歳〜21歳〜
鬼道家の次期族長。文武に秀で里の住民からは尊敬と信頼を得ているが、伝統的に信仰されてきた宗教にはあまり信仰心が無い。
しかしその宗教の聖地である本山を治める一族の末娘が妻である。嫁は顔も知らない。興味も無い。
→スーパー愛妻家に華麗に転身。キャワワワワと思ってるけどいまいち妻に伝わってない気がして微妙にむなしい。

《豪炎寺》
鬼道と同じ里、同じ年の友人。特に武芸が達者で等位の高い家柄だが無愛想なところがある。案外気質はおおらか。年の離れた妹が居る。
→昔はそうでもなかったが(22歳の時点で)本山への不信感は鬼道より強くなっている。

《夕香》
豪炎寺の妹。幼いが頭が良く、察しが良い娘。人の心情を感じるのにたけている。時折見せる頑固な面は兄と似ている。
→兄の負担になっているのではないかという心配から自立を目指し、父のような薬師になりたいと尼入りを希望するが、現在(10歳)はその欲求も薄くなっている。

《円堂》
等位はそれほど高い家の出ではないが、人柄のため里の住民には好かれている。底抜けの明るさだが、実は苦労人。現在長の代行で円堂家の当主をつとめている。
→隣里の集団失踪事件に係り、捜索に出たまま行方不明になっている。雪解けに際し水量が増していた川の激流に飲まれたのではないかと見られている。


《春奈》13歳
鬼道の妹。アニメ版をちょっと大人しくした感じのイメージ。好奇心旺盛。山ひとつ越えた向こうの里にカレピが居る。こんど結婚する。りあぢう。
→世の中物騒になってきて結婚が流れそうマジ悲劇。でも旦那さんが自分の里に戻るより側に居てくれるので頑張ってる。

《立向居》16歳
山ひとつ越えた向こうの集落に住んでる。家は二等。里同士何かと行事を一緒にやるのでその縁で春奈と出会い婚約に至る。アニメ版よりたくましむかい。
→鬼道家に身を寄せつつ里の政治に尽力している。超不安になってる奥さんに対し当事者の割案外平気。たくましむかい。

《虎丸》13歳〜15〜
武道においてマジ神童。実家の等位はなし。母子家庭で母親は身体が弱いので小さい頃から豪炎寺家の元で働いてるっつうか豪炎寺さんに仕えてる。夕香の本名も知っている。
→本山兵に志願。徴兵されて里を去る。


《忍》18歳〜
鬼道の妻のカメ。無愛想。奥方への忠誠心が強いので鬼道は嫌い。むかつく。無愛想。
→鬼道が璃殿に通うようになってますますむかつく。調子乗ってんじゃねえよ。でも春奈はかわいい。意外と夕香とも仲が良い。

《鬼道の妻》10歳〜14歳〜
7つ年下の霊山の娘。鬼道は顔も声も知らない。敷地内の離殿に暮らしている。
→自由でロハスで神童なのでちょっとどう扱えばいいのかよくわからない子供。顔を見られてからはベールをターバン式からただ被るのにかえたよ。


またなんかあったら足すかも


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