真理子
2011/06/08 04:17

芳香剤、お香、香水。かなり控えめな物でないとくしゃみが止まらなくなります。昔から苦手ではあったのですが、高じて軽アレルギー反応が起こるようになってしまったようです。という仮説なのですが、先日トイレの芳香剤について弟と少々もめました。
そんなものはいらない。すでにブルーレット臭いのだから余計なブレンドをして私の鼻腔を不快にさせるつもりか
という姉の意見に対し、弟は、
友人から海外旅行のお土産に芳香剤(本来部屋用)をもらったから置きたいが、部屋に置いては嫌だろうからトイレで譲歩してやるんだ
という若干筋が通らないでもまぁアホの子の武装論理にしては頑張った方じゃね?レベルのアホ演説。

アパートはダイニングスペースと和洋ふた部屋で姉弟それぞれを自室として使用していますが、基本的にどこもかしこも開けっぱなし状態で2人の部屋を隔てる襖も開けっぱなし。だいたいダイニングから弟の部屋(和室)に行く襖をダイニング側から食器棚で潰しているので私の部屋(洋間)から入るという、パーソナルスペースというものがほぼ存在しない状態なので芳香剤をどこに置こうがくせーんだよばか。
姉弟といえ男女の家がこれっていうのを、宅の雑さを知らない方は初めて来た国で虫食うって知った時みたいな顔しますが育ちが雑なのでもう気にしないとかいう次元の話でもないです。
地元にはまだセキュリティとかプライバシーっていう文化が浸透してませんし、浸透しないと思われるくらい地元ぐるみでだいたい雑です。裏の家の子供と家の子供の区別が特にありません。そんな地元の中でもうちは特に雑だとは思いますが、進学のために県外に出て「あ、家に鍵かけ忘れた」というあるあるに「エッ?!大変!!すぐ戻ってかけた方がいいよ!」「なんでそんなのんきなの?!!」「早く行けって!」「急げよばか!」という焦りの反応を矢継ぎ早に浴びせられた時にはフリーズしました。大丈夫だよ、という言葉さえ受け付けられないあの意識の差。ああ…うちってよっぽどだな……
と、思いました。
その日から三泊の合宿だったんですが、帰ってきてリビングに知らないオッサンいてもビビらなかった自信はあります。

さて芳香剤の話に戻りますが、兄弟の中でそれ系が苦手なのは私の他に次兄がそうで、週二、三回は来る彼も芳香剤に大反対。トイレなんて一瞬しか入らんじゃろ!という弟の意見もあしらわれ、「置いてもいいけど捨てられても文句は言うなよ…」(低音)に彼も家に置くのを諦めたようです。

そして今日、
どうやら諦めきれずに部室に置いてみたところ、
「あらゆる制汗剤が混ざった更衣室の臭いがした」
と、落胆して帰って来ました。「喉が痛い。山尾に買ってきてたチョコレートの方がよかった」とか言い出す始末。買ってきてくれた友人に苦情を言いかねない不機嫌さでしたが、私には弟の友人が何故食い意地の張った弟にあの芳香剤を買ってきたか、だいたいの予想はついていました。

FRAGRANCE OF AHO○○

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いい友人を持ったようで、オネーチャン安心なう。


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