○○か!の話
2011/04/10 22:58

昔なぜかお昼のあの番組でお馴染みのサイコロのぱちもんが家にあったけど、これがクッションみたいになってるよくあるやつじゃなくて不思議な素材。「もしかして前使ってたのを貰ったんじゃなかろうか」というわけのわからない説もあったけど兄貴が「今なら邪王炎殺剣が使える気がする」とかほざいて竹刀で砕いたので捨てました。

それはさておき昨日今日と何処へ行くお金もないので結局体育館かりてバスケやらサッカーやらB4(ベースボールバレーボール:公式スポーツではありません)やらで遊んでたんですが、「○○か!」って言うツッコミがございますよね。
それを「お前のとこの姉弟は例えがおかしい」と言われまして、実に遺憾ですという話です。

「おかしい」という意味がよくわからなかったのですが、周囲からかなりの賛同をくらった上になにがおかしいかわからないということはかなりおかしいのではないか。
という結論に至り、弟とその場で緊急会議を開きました。

特に「おかしい」とご指摘されました例がこちら。
「死ぬのか」
「くそか/くずか/かすか」
「殺されてえのか」
「淀橋さんか」

特にこの「淀橋さんか」については「誰だよ」とよく言われるのですが別に誰でもありません。言いたいだけです「淀橋さんか」と。
淀橋さんというのは私たち姉弟にとってはローカルスターのような立ち位置である名物オジサンキャラで、ビジュアル的には長さんをだめにしたようなオジサンです。全部妄想です。
とにかく淀橋さんは私たちにとってツボを心得まくってる人で、具志堅氏と坂東氏の中間の頭脳を持っています。
これらはだいたい我々の祖父に酷似しているのですが、そもそも我らが祖父は元気で平和なクソジジイで奇跡を起こす男なので何か面白いことがあった、こういう奇跡が起きて面白かった、こんな面白い奴がいる、なんていう話を聞けば「ジジイか!」と言いたくなるのは必至なんですが、
まぁもちろんうちのジジイだなんてことは伝わりませんから、かといって「うちのジジイか!」と言ったところで結局伝わりませんよね。
そこで考え出されたのが淀橋さんです。
記念すべき第一回目の「淀橋さんか!」は実は従兄弟(兄の方)が放ちました。
彼の言った淀橋さんは彼の知り合いの知り合いくらいの人で、まだ若い方なんですがとにかく物忘れが激しくて憎めないキャラらしく、なんか関わりのない遠いところで愛されている他人なんですが、
「淀橋」という響きがなんとなく我ら姉弟の琴線に触れたことと、
若干堅物な従兄弟(兄の方)が伝わらないツッコミをした、というオモシロエピソードのお陰で「淀橋さんか!」というフレーズが流行りました。

そしていつしかキャラクターとしてかなりの現実味・具体性を帯びてきた淀橋さんはついに我が家を飛び出して、全く彼を知らない他人にさえも関係なしに使われるツッコミ用語になってゆき、
「いや誰だよ淀橋さんて」
「ハァ?知らねえとか死ぬのか!」パァン
というまるで周知のオジサン扱いで乱用されていったのでした。


って言ったら元ラグビー部に羽交い締めにされた。ひどくない?


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