俺の想い人は本当に絵に描いた様な美少女。
否、美女。
成績優秀、眉目秀麗、才色兼備。
後、え−と…何だっけ。
座るは牡丹、歩く姿は百合の花…ん?何か抜けてねぇかな。
母親は超絶人気のカリスマ的ネイリスト、父親は大手化粧品会社の社長、姉はファッショ
ン雑誌の編集長。
何とも素晴らしい家庭のお嬢様。
俺より一つ学年は上で、三年になってからは教師達の期待の星扱いだ。
それもその筈で、全国模試で5位以内には必ず入る超秀才。
ガリ勉のくせに目鼻立ちも良い美人とかどんだけだ。
漫画やドラマだけの世界だろうと突っ込みたくなるが、いかんせん。
目の前にその人物がいるのだから、現実と受け止めるしかない様だ。
単語カードと睨めっこしながら、鼻唄混じりに左右に首を揺らす美人は相変わらず髪も艶やかな黒で、あ、でも光が当たれば僅かながら紅く見えるんだっけ。
紅茶色。
んで、天使の輪が必ず出来て、さり気なく耳に横髪を掛ける指先だとかスカートを気にて座り込む時とか一々美しい。

でも俺が一番好きなのは勉強中にちょっと考え中になる時シャーペンのノック部分を小さな口唇でパクりと銜えるところ。
はむはむと挟んでいる所を見付けた瞬間時、既に遅し。
俺の視線は口唇に釘付けになってしまうんだ。

マジでヤバイ。

下半身反応しそうなんだよ。
しがない健全男子校生ですから。



「先輩、待ちましたか?」

「ぁ…日向君。もう宜しかったの?」

「プリントも作り終えたんで、カントクも帰って良いって。それ、予備校のテスト?」

「ええ。でもまた一人だけ抜けなかったんですの。いつも模試で一位の人ですから仕方ないわね」



俺はふーん、とテストを拝見させて貰うが有り得ない。
99だとか一番最低で97点。
化け物ですか、貴女は。
まぁ、それでも油断は禁物なんだとか。
東応大学目指しているらしいしなぁ。
俺なんか到底無理だわ。
うん。いそいそとシャーペン等をペンケースに仕舞い込むと、じぃ…と上目目線に射抜かれた。

因みに此処はいつもの俺と貴女の密会の場所、体育館地下倉庫。
普段使わないマットやらポールやらがある訳だ。
埃臭いが、足元だけは10センチ程度窓の窓がある為、ぼんやりと明るい。
互いの顔を見詰めるのには十分。
俺は三段だけ積まれた跳び箱の上に座り込むと、貴女を手招いた。
招かれるままに俺に近付くとゆっくりと膝を折る。
マットの上に膝立ちになる貴女はちらちらと俺の目を見詰めて俺の股の間に入り込んだ。
膝だけで立ったまま、今度はしっかりと視線を絡ませて来るもんだから俺は笑って貴女の頭を撫でる。
俺の太股に頭を凭れると、するすると太股から掌を滑らせて中心に辿り着く。
そして円を描く様に優しく優しく摩っては煽る。
俺の息子。
学生服のズボンの上からでもはっきり判る位、ギンギン状態。
俺は摩られる度に息が詰まるのだが、貴女の方がほぅ…と熱い吐息を漏らして悦な表情(カオ)しちゃってる。
凭れていた頭を持ち上げるとベルトに手を掛け出した。
カチャカチャ音が届き、トランクスの中から俺の息子を取り出す。
窓から出されたジュニアは元気で、もうピクピクと微動している。

新入部員呼び込む為にプラ作りやプリント作りをやっていた為、貴女とゆっくり会うのも久し振りだしフェラして貰うのなんて本気で久方振りだ。

あ、ヤベ…銜え込まれただけで今日はイけっかも。

何て位、小さな口に亀頭部分を含まされただけで気持ちイイ。
がっぽりくわえ込まれれば、口内の粘膜に肉棒が包まれて温かい。
じゅぶじゅぶ。
余りの必死さに咽喉奥を突いてしまいながらも、ぐっと堪えてはむはむと口唇だけで甘噛む。

ちょ、それは反則でしょ、あ−吸うなって。

俺は流石に苦しくなってサラサラの髪を掴む。
力の加減が難しくて、自然と腰が揺れるもんだから貴女は咽喉が辛そうだし髪を掴まれて痛い筈だ。多分。
でも後少しでエクスタシー迎えそうな俺の肉棒は更に膨脹していて危ない。



「ヤベ…ちょ、出るっ」

「っ、ふぁ…ン…らして?ひうふぁふん…」



うわ!銜えたまま喋るのは無理。
何て事簡単に言ってくれちゃうんだろうか、貴女は。
このまま出せだなんて。
促す様に手で口では含む事出来なかった部分を扱くもんだから、俺は我慢が利きそうにない。
てか、そんな余裕端から持ち合わせていないんですが、俺。
ぴちゃぴちゃ、じゅぶじゅぶ。
ラストスパート掛ける様にして亀頭の割れ目に舌先突っ込んでガマン汁じゅるじゅる吸われちゃ無理。
しかも出して?日向君、なんてアッサリ言い退けてしまう貴女の今の表情は半端なくエロい。
濡れた瞳がうるうるしてる。
ちゅう…っ!と吸われた瞬間だった、俺は抑制も外して貴女の口の中に勢い良くぶちまける。

口内発射。

ドピュドピュやっちゃって、貴女の後頭部を押さえ込んで軽く腰を振る。
最後まできっちり出し切ったところで、ゆっくりと息子を口腔から引き抜いた。
貴女は咄嗟に口元を片手で押さえると、口の中に含んでいる精液をこくん、こくんと数回に渡って飲み下す。
俺の遺伝子は貴女の体内に吸収されちゃう訳だ。
咽喉を鳴らして飲んでしまうけれど、つぅ…っと零れた白い濁った液体は貴女の首筋を伝う。
ヤベ!シャツに付いたらシミになってしまう、と咄嗟に指先で拭った。
途端、びくん!と跳ねる身体。
あれ…もしかして感じちゃったとか?すると次には駄目、と俺の手を掴んで指をパクリ。
ちゅうっと吸い付いてぴちゃぴちゃ舐め取る。

いやいやいや!!んな事されちゃあまた勃つからっ。

何てやる事いちいち狙った様に厭らしいんだろう。
普段は歩くお人形さんみたいな人なのに、こんな男の肉棒銜え込んでいるなんて、誰が信じるんだろうか。



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