子供の頃、ダルメシアンの子犬を知り合いの方から頂き、よく散歩に連れて行ったのですが、大きくなるに連れ引っ張る力が強くなり、女の私や母では負けてしまう様になって行きました。
臆病で雷が大嫌いだったその子は、散歩中に少しでも雷鳴が聞こえると途端に家へ帰ろうと走り出す為、父が留守がちな我が家では私と母が何度も怖い思いをしました。
その子を下さった方に相談したところ、「他の子と一緒にうちで見てあげるから、いつでも顔を見においで」と、また連れて帰り、他の子と同様、大事にして下さいました。

結局半年位しかその子の面倒は見てあげられませんでしたが、私にとってとても貴重な経験で、今でも大切な思い出です。