まるで魔法をかけられたみたいに、僕は君に惚れてしまった。
なんて、惚れるっていう言葉を使うのも間違っているような気がする。でもそれ以外に僕は君のことになると言葉を忘れてしまうみたいだから、きっと、「惚れた」んだろう。
毎日君のことを見て、微笑んで、たまにしゃべって(彼女曰く「わたしはあなたと喋ってるつもりはない」らしいけれど)、たまに見つめられて(ちょっと冷たい視線のような気がするけど、それもまた、いいよね!)。
僕の心をかき乱して、いっぱいにさせて、そのくせに口を開けばキツい言葉ばかり。

ねえ、でも知ってるんだよ。
君が本当は弱い女の子ってこと!

僕と話したあと、前までは心底嫌そうな顔をしていたのに、最近はちょっと、微笑んでくれるようになってきたこと!

ほんとうにわがままなお嬢さんだね。そこが大好きだけれど!

2012/10/07 selfish girl
海純にストーカー作りたい






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