MEMO
【世界観メモ】
丸い島国。内側にオアシスがあり、それによって発展した。
島の3分の2を結界が被っており、その中には人口の約9割が住んでいる。
結界の外には魔物がはびこっており、非常に危険なため人々はめったに外に出ない。というか出れない。
仕事屋・退治屋の養成所はそれぞれ軍部と教会のが一般的。でも最近は私学も増えている。一定のランクが与えられるため、そこの出身者の仕事屋・退治屋は増えている。もちろん、誰かに師事してなった子もいるけど、彼らもギルドに入るときはランク認定試験を受けさせられる。免許の更新も早いことしないといけない。
内部の子はほとんどがギルドに所属している。そうじゃないと仕事が回ってこないことも多々ある。
内部の子にとっての退治屋の仕事は研究目的であることが多いため、ちょっと結界の外に出て終わりって言うことが多いため、外部の子と比べて腕が低い。
退治屋は魔物に倒されると同じ魔物になったりするので、世間からは嫌われている。特に吸血鬼専門の退治屋はダンピール、または吸血鬼にしかできないため特に差別されている。でもなくてはならない存在だったりする。
結界は退治屋が狩ってくる魔物の力によって成り立っている。
内部にももちろんやばい仕事はある。特に仕事屋さんの場合は、同じ名前の、例えば掃除屋でも、いらない人を掃除する仕事屋があったり煙突掃除の掃除屋があったりする。カモフラージュみたいな。
外に住んでいる人のことは政府も無視している。
様々な小さな集落はある。そこでは魔物と共存していたり、信仰していたり実に様々な付き合いをしている。
外部の子は個人で仕事を取っている子もいるけれど、様々な集落にポツポツ存在しているギルドに名前だけで登録していることもある。高リスク高リターンで、人の出入りはとても激しいが、長く居る人は本当に長くいる。ちなみにこっちにとってランクとかただの飾り。実力主義。
ダンピールを含む魔物とのハーフ・クオーターの人間にも結界の影響があるため、彼らは結界の外で生活している。
もともとは魔物に人格はなかった。特別変異で様々な種族……悪魔、妖怪、吸血鬼などが生まれた。魔女は先天性の者もいれば、悪魔と契約を交わしてなるものもいる。幽霊はすべての魔物の成れの果ての姿である。人間が幽霊になる事も稀にあるが、かなり特殊な場合である。
魔物にも対退治の組織があるとかないとか…。
ちなみに、対魔物の武器は人には十分に効かない、普通の武器は魔物には効かない。そのため、道中の護衛を仕事屋に頼むこともある。
人格をもたない《魔物》はかなり前から存在していたが、それぞれの種族に分かれ始めたのは1000年程前からのこと。それから数十年に一度程度の周期で大きな戦争を繰り返していた。前の戦争は70年前。その時期が来ると天災が増え、魔物は力を大きくし、結界のもとになる魔物が捕まりにくくなる。
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