Rain Rain
青空と太陽を取り戻す
ここじゃないどこかの近未来、雨がやまなくなった世界に、傘を武器に戦う人たちがいる。
彼らはただ、青空と太陽を取り戻すために戦う。
その世界の人々は皆、晴系種族である[晴れ/快晴]、曇系種族である[薄曇/曇り]、嵐系種族である[煙霧/砂じんあらし/地ふぶき]、雨系種族である[霧/霧雨/雨]、雪系種族である[みぞれ/雪/霰/ひょう]、そして雷に別れている。そして彼らはそれぞれ、その天気にまつわる[能力]と、それをモチーフにした[能力]の、二つを持っている。力は、それぞれ右に行くほど強くなる。
みんなそれぞれ、己の種族に対応する天気になると元気になるが、それと逆の天気になると免疫力が低下したり、色々と健康被害が出る。
晴系種族の力を落とすために、天気を自由に操ることのできる装置を開発した。
やがてそんな生活が嫌になった若者達は、様々なリスクを覚悟して外に出て、装置を破壊しようとする。
※他種族が敵とは限らないし、同じ種族が味方とは限りません。
この世界は雨で大地が沈んでしまっているため、島のかわりに様々な[船]がある。
ひとつの種族だけで固まっている船もあるが、多種族が集まっている船もあったりする。
・晴船(通称:傘)
晴系種族が殆ど全て集まっており、人間の住む土地<田畑、酪農の土地。船は丸い形をしており、中央に塔が立っており、それを中心に船全体を覆う膜のようなものが張られており、それは時間の経過に応じて太陽に似た光を放つ。その膜は外からの雨や雪を遮り、時々開いてそれを受け入れる。
カラッとした地区もあれば、ジメジメした地区もあったり。
一次産業が主な収入源。
他種族を憎んでいることが多く、排他的。
・曇船
・嵐船
・雨船
・雪船
・雷船
・中央船