百鬼夜行のあれこれ


舞台ep2、及びアニメ2期の要素、ネタバレがありますのでご注意!
突然始まって突然終わる覚書の妄想。




─導入部分─
琥珀はある気持ちの良い朝、朽ち果てた小さな神社のような場所で目を覚ます。
千里眼を持つ「人間もどき」。まだ妖にはなりきれていない。
琥珀だけが何故か月野百鬼夜行次元に飛ばされてしまい、慌てふためいたりする。

─実際のところ─
この世界での「柊琥珀」は四百年前に遠い未来を見にいってそのまま祠で眠っていた。つまり、琥珀は琥珀のまま。次元に飛ばされていたわけではない。


─時系列─
とある里で千里眼を持って生まれたことから祀りあげられた神子、琥珀。神の子と称しもはや狂った信仰を掲げていた。信仰者が周りの里々を焼く未来を予見し、琥珀は命からがら逃げ出す。
森の中で行き倒れかけたところ、酒呑童子の志季が拾う。この時点で琥珀はまだ特殊な「人間」だったが、酒呑童子のみならず数々の神聖な存在と触れ合ったことにより千里眼の力を増幅させ人ならざる存在、妖になった。
あるときから志季が人間に討たれる未来を見るようになり、その様に怯えた琥珀は「今いる世界線」の未来を見るために力を使おうと考える。その場合、かなり先まで神経を尖らせて妖力を使わなければならず何年かかるかわからない封印状態になる。
詳細を濁しながらも自らを封印すると志季に言うと「何年かかってもお前を待っている」と告白され、悩みに悩んだ末「私がいつ目を覚ますかもわからないのだから、その時間を棒に振ってほしくない」と決断し己の妖力で志季のみならず今生の己の存在した記録や記憶の改竄を施した。

琥珀の記憶を失った志季はどこかぽっかりと胸に空いた感情に首を捻る。その後まもなくして柊羽と出会い原作軸へ。

─原作軸(より少し前から)─
翼と英知が入れ替わるより少し前、大体同じ時間帯に祠から目を覚ました琥珀。




2022.01.17 執筆途中


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