雑 記 帳

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あと三日である。
あと三日で高校生と名乗るのが終わってしまう。

思えば私の生徒時代は、趣味の時間に費やされたといっても過言ではないだろう。
創作活動、イラスト、絵画、trpg、読書…。
養護教諭になりたかった児童時代はどこへやら。
勉強のべの字もない。
我ながら怠惰な生徒時代だと思う。
学生の本分を全うせずに生きた人間は私だけではないだろうが、私の家族の中では私だけだろう。
あの頃の私は、数年後そうやってもう少し勉強していたらよかったと後悔することも露知らずに呆けていた。
だからこそ、パソコンの画面の向こう側に広がる田園風景とも、ちっともおさらばできそうにないのだ。



久しぶりに小学校時代の同級生の夢を見た。
私のことを煙たがりながらもよく遊んでくれた男友達だ。
彼は今どうしているだろう。
中学が分かれて、あれから一度も会っていない。
私にはまともな同窓生が小学校時代の友人くらいしかいないから、新しい生活に踏み出す手前の今だからこそ、少しでいいから会ってみたい。



まあ、視界がぼやけるのは、部屋に充満した少しきつめの柑橘系アロマオイルの香りが鼻の奥に染入るからだろう。

追記

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モドル



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