ツイ夢ログ6

ごちゃまぜ



同室と夢主とツインテ/
「ただい…何やってんだお前ら」
「あ、おかえり留三郎」
「おかえりー。ちょっと伊作で練習してんの」
「何を」
「髪を結うのを。こうふたつにするのが流行ってるとかいないとか」
「…まぁ伊作がいいならいいけどよ」
「んー、こんな感じかな」
「はは、何か変な感じだね」
「ねー」
「じゃ、次は留三郎ね」
「は?」
「短いから難しいかな…ま、やってみるしかないわね」
「ちょっ、なんで俺まで」
「何言ってるの、此処からが本番でしょー。標的は六年全員、私の悪戯は本気なんだから」
「は?!ま、待て待て待て!」
「今から薬を煎じるから、埃は立てないでね」
「伊作ー!」





ドクたまと節分/
「ごきげんよう諸君!今日は節分である!各自豆を持て!鬼の襲撃に備えよ!」
「はーい」
「鬼はあらゆる隙からこの教室へ入ろうと狙っている!見逃すことなく追い払え!」
(朝子先生こういう行事すごい張り切るよね)
(すごい活き活きしてるね)
「がーおー!」
(あの袴は魔界之小路先生…)
(先生…)





田村と男主と節分/
「…(スッ」
「…」
「…(スッスッ」
「…いい加減にしろ!」
「あっ、喋った!三木がまだ食べてる途中なのに喋った!」
「お前が邪魔するからだろうなんだその動きは!」
「気にしなかったらいいのにー忍耐力足りないんじゃなーい?」
「…(イラッ」
「げっ?!」
「安心しろ今日の弾は豆だ。ファイヤー!」





幼稚園の先生のことがずっと好きだった鉢屋/

「大きくなったら結婚してくれるって言いましたよね?」
彼女が覚えている筈もない口約束を出して迫る俺は、あの頃から変わらず子どもなんだろう。あからさまに困っている先生との距離を縮めながら、俺はにっこりと笑って見せる。ああ、逃げ道探しても逃がさないから。
「先生、好きです」
ほら捕まえた。





寝ている三郎にダイブしてみた(診断メーカーのネタ)/
「先輩が甘えてくるなんて珍しい!」
「あ、あの、はちや…」
「思いの外可愛かったのでもう一回てへぺろしてください」
「も、もうしない!起こしてごめん!寝よう!」
「わざわざ起こすくらいなんだから構ってほしかったんでしょう?遠慮せずに」
「ごめんなさい!」





善法寺夢/
「伊作くん私もう駄目覚えられない」
「駄目じゃない、僕が教えてるんだから」
「必修単位落とし続けてるくせに…」
「テスト当日に目覚まし時計が壊れるからだよ。とにかく教えてあげるから、ちゃんと当日起こしに来てね」
「うー…頑張る」
「僕が卒業できなきゃ困るのは君もなんだよ」
「うーん…んん?」

結局道封鎖されてて伊作の家に辿り着けない夢主と夢主に助けを求められた食満に起こされる伊作 (テストには間に合ったがシャーペンの芯が全て折れてた)





食満夢/
「コンビニからの帰りに猫がいまして」
「おう」
「あんまり可愛いので暫く見てまして」
「おう」
「…気がついたら頼まれたおでんがすっかり冷めてました」
「…」
「…」
「とりあえずあっためるか」
「はい…」
「で、食ったらもう一回コンビニ行くか」
「え」
「今度は冷めてもいいもの買わなきゃな」
「!」





作法と猫耳/
「はい、伝七」
「僕はいいです!」
「駄目よー、兵太夫も藤内も喜八郎もつけてるんだから」
「そうだよ伝七、先輩はしつこいよ。減るもんじゃないんだしつけてあげなよ」
「でも、猫耳なんて…!」
「せんぱーい、向こうで委員長がずっと受け入れ体制ですけど」
「はは、六年生の猫耳とか誰得よー」





↑続きの立花と被害者潮江/
「後輩が私に冷たいのだがどう思う文次郎」
「痛えよ頭のそれは何だ」
「後輩と親睦を深めようとしただけだというのにあんな目で見られるとは」
「だから痛えよ。それも取れ」
「お前は馬鹿か?後輩と揃いのあいてむだぞ…?」
「お前本当に面倒くさいな。いいかげん蹴るのをやめろ」

「失礼しまーす。委員長をお迎えにあがりました」
「!」
「おうとっとと連れて帰れ」
「はーい。伝七も観念したし委員長で最後ですよ。さっさと戻って全員で改めて会計委員の活動中に特攻仕掛けましょう」
「!ああ、そうだな」
「おいやめろ」





食満夢/
絶対不運がうつってるよな、との呟きには苦笑いしかできなかった。だって自分もそう思ったから。まさか二人とも傘を盗られるなんて。
「さて、どうする?」
「どうしよっか」
「…とりあえず待ってみる、か」
「うん」
でもまあ、二人で雨宿りなら、いいかもしれない。


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