ツイ夢ログ ごちゃまぜ 伊賀崎夢/ 気付けば隣には彼がいた。多分、私が彼の隣に行っているのだ。そのときは美しい蛇しか見えていないから気付かないだけで。彼も蛇が好きなのかしら、蛇が動くと彼も移動するから彼の蛇なのかなぁと考えて、そう言えば彼の名前も知らないことに気付く。今度会ったら名前を聞きたい。そう思った理由は、? ↑続き/ 名前は何て言うの、と聞いてきた彼女は気付けばいつも隣にいる子だ。初めて合わさった視線は(そういえば今まで彼女の顔を知らなかった)ジュンコでなく僕を見ていた。僕の名前を聞いているのかと、そのことに何故か胸がざわめく。僕が名乗ると嬉しそうに目を細めた彼女に、ざわめきが増した理由は、? 富松夢/ 次屋を無自覚って言うけど、富松も相当のものだと思うの。そう訴える私には組の二人は苦笑するだけだった。 「くのたまなんか女じゃないって言うくせにどうして女の子扱いするの!」 「ときめいちゃったんだね」 「アピールしても全然気付いてくれないし!」 「鈍感か、二重苦だな」 「本当にねでも好き!」 次屋夢/ 「三之助、塵が」 伸ばされて離れてく手がなんだか気に入らなくて、それを取ってみた。きょとんとするのに構わず軽く握れば恥ずかしそうに眉を下げる。でも振り払われはしないから、そのまま指を絡めたり擦り合わせたり。好きにしてたらくすくす笑う。 「三之助、くすぐったい」 でも、振り払わないんだ。 利吉夢?/ 「私が逃げ出さないように父様が寄越したんでしょうけど、心配しなくても逃げたりなんかしないわ。私はそのために生まれたのだもの」 舌足らずな喋り方でそう告げた少女は言葉とは裏腹に怯えるように顔を伏せる。視線を合わさないのは私を恐れているのだろう。私はこの少女を殺すために此処にいる。 食満夢/ 「優しい人が好き」 「伊作は優しいぞ」 「身一つで敵と闘う人がいい」 「小平太や長次か。文次郎は趣味が悪いと思うが、後輩には優しいところもあるらしいからな」 「夜通し鍛練ばかりしてるような奴は嫌」 「仙蔵は睡眠も計画的に取るんだと」 「…全員嫌よ」 「じゃあ、俺も?」 「っ…意地悪!」 下坂部夢/ あのこがきらいなのかもしれない。そう平太が言うものだから驚いた。だってあの子と平太はいつも一緒で、とても仲が良さそうだったから。なのにまさか、嫌いだなんて。 「だって、あのこといると胸がざわざわして落ちつかない…」 あ、違った、それはきっとどきどきしてるだけだ。あー、すごいスリルー。 久々知夢(現代)/ 「久々知って顔はいいけど残念よね」 「なんで?」 「ただの友達とはいえ女を連れてく店がラーメン屋って」 「嫌いだったか?」 「好きだけど」 「そうか」 「パスタとか和食とかが似合いそうな顔してるのに」 「どんな顔だよ」 「…」 「…」 「…」 「…あ」 「何?」 「俺はただの友達以上のつもりだ」 「…へ?」 浦風夢/ 「藤内、でぇとしましょ」 「いいけど、何処に行くんだ?」 「町で買い物がしたいの。それからお団子を食べて、帰り道には手を繋ぎたいわ」 「分かった。次の次の休みでいいか?予習しておくよ」 「ありがとう、楽しみにしてるわ」 「…」 「あ、数馬、次の休み空いてるか?」 「君たちは何かおかしいよね」 ジョジョ好き男夢主と会計/ 「あんたは今再びオレの心を『裏切った』ッ!」 「うわ、なんだ?!」 「何故我が用具委員会の予算がこんなに減らされているのかッ!納得の行く説明を戴きに参りました!」 「登場の仕方が相変わらず面倒くさいな」 「名言を使いたい年頃なんだ」 「そうか。とりあえずそのポーズをやめろ」 「三木が冷たい」 ← ×
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