俺が貴方に会ったのは、雷門中のイナズマキャラバンに乗ってから初めて行った沖縄で。一目惚れでは無かったと思います。気付いたのは、最近ですから。でも、第一印象は憶えてます。とても綺麗な人だなぁ、と。からかってるんじゃ、ありませんよ。本当に、心から思いましたから。

「綱海さん、」
「どうした?立向居」

俺はストレッチをしている綱海さんに声をかけた。心配そうに言ってくれる、貴方が愛しくて、壊す寸前まで犯して、俺しか見えないようにさせてしまいたい衝動に駆られてしまう。恋は盲目、なんて可愛い言葉じゃなくて、もっと激しい何かがボッと燃え上がるような気がした。
やっぱり、俺は貴方が好きみたいです。

「綱海さん」
「お前、そんなに俺を呼んで、大丈夫か?」
「俺、貴方のこと好きになったみたいです」

地面に体育座りしたままの綱海さんにのし掛かるようにしながら告げると、困ったように顔をしかめる。
嗚呼、もっと乱れてしまえばいいのに。
もっともっと、俺だけを見ていて。


貴方のこと好きになったみたいです

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立向居くん病んだ!

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