「行くよ、円堂くんっ!!」
「来い、ヒロト!」

そのシュートの瞬間だけ、ヒロトは俺だけを見る。いつもは視線がフラフラしていて、俺を見てくれることなんて、ほとんど皆無だから、凄く貴重な瞬間だ。

「流星ブレードっ!!」

「マジン・ザ・ハンドぉっ!」

しっかりとボールを止めて、それから、ヒロトを見た。俺に止められてしまったことに対してか、ちょっと苦笑いを浮かべている。

「うーん…さすがだなぁ、円堂くん」
「ヒロトだって、すっげぇいいシュートだったぞ!!」

ニッコリと笑って言うと、苦笑いから素敵な笑顔になる。この笑顔が俺は好きだ、と俺だけに見せた、ヒロトの笑顔を見ながら思った。抱き締めたい衝動をグッと堪えて俺は言う。

「よし、もう一回!」

そうすれば、もう一度、君は俺だけを見てくれるから…。



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円ヒロいいよ円ヒロ。
てなわけで、初書きです、円ヒロ。
同盟作ったのに、書いたこと無かった…どうよ、それ。
何だか、守くん片想いがいいな、と。コマグラ←円 とか、たぎる。

…よし、今度書こう。
以上、次回予告←嘘です

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