「これじゃ、駄目」グランの言葉に俺は一向に首を振ることしかできない。そんな俺にグランは抱き着いてきた。「…ねぇ、不安に…させないで」言葉を出すかわりに、騎士が忠誠を誓うように、手の甲にキスをする。それから、唇を重ねた。貴方を不安にさせるなんて…、俺は貴方の騎士(ナイト)失格、ですね。だから、今度は決して不安になんてさせませんから。そう思って、抱き締める腕に力を入れた。 「#エロ」のBL小説を読むBL小説 BLove - ナノ -