恭ヒロ前提 なまえはただの友人設定
大丈夫そうならスクロール
「なまえくん、ちょっといいかな?」
俺がぼーっとしていたら、後ろからヒロトに声をかけられた。
「いいよ。どした?ヒロト」 「うん。あのね…」
まぁ、話の内容を素晴らしくアバウトに言ってしまうと、ただのノロケだ。いいよなぁ…。
「うーん、つまり、最近恭馬が構ってくれない、と…」 「そうなんだ。何か俺に原因があるかなぁ?」 「恭馬はヒロトしか見えてないから…ヒロトのせいっつーよりは、恭馬が何か考えてるかもよ?まぁ、とにかく、構ってぇっ!!て言ってくらぁ、何か進展はあんじゃね?」
俺ってば、適切すぎるアドバイスすばらしっ!!さすがなまえくん……なんて。寂しいんだよ、俺も!!彼女なんて居ないし、むしろ居たこともないし。うわぁ、俺って可哀想じゃん。
「なまえくん?どうしたの?」 「あ、いや、何でもない」
ずーん、と沈んだ俺をヒロトが心配してくれた。
「ま、とにかく行ってこいっっ」
ドーンとヒロトの背中を押してやる。ヒロトは恭馬のとこへ一目散に走って行って…抱き着いた。あぁもうすぐにいちゃこらしてくれやがってちくしょう。俺にも幸せわけやがれバカップルめ。
******
…という夢をずいぶん昔に見た。 恭ヒロはただのバカップル
|