「恭馬、」
「はい?」

俺が恭馬に抱き着くと、恭馬は何か甘い香りがする。俺は気付いた。きっと、恭馬はいつも美味しいスウィーツを作っているからだろう、と。

「甘い匂いがする」
「いい匂いですか?」
「うん。大好き」

もちろん、恭馬もひっくるめて。恭馬関連なら、何でも大好き。痘痕も笑窪、なんて素敵な言葉がそっくりそのまま当てはまる。

「恭馬だーいすき」
「俺もです。可愛い俺だけのお姫様」

ふわりと頭を撫でてくれる手が心地よい。恭馬の香りから、今日のおやつは、ワッフルかな、なんて予想してみた。


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