「ひーろーとー」
「ん?」
ソファに座ってたヒロトに、俺がもたれかかるようにして抱きつく。俺が笑うと、ヒロトは抱き締め返してくれた。
「あー、ヒロトは温かいですね」
ぎゅうと抱き締めて、いつになくほのぼのとした時間がすぎる。たまには、こんな日もあった方がいいのだろうか。ヒロトと居ると、気持ちが先行してしまって、あまりゆっくり出来ない気がする。
「ヒロト、大好きです」
「俺も恭馬大好き」
「何かいつもと逆ですね。俺がヒロトに甘えてて…」
「そうだね。でも、恭馬が甘えていいのは、俺だけだから」
「ヒロトも、ですよ?」
ヒロトの腰に腕を回して下から見上げると、いつもとは違う角度からヒロトの顔が見られる。ヒロトの体温がいつもより温かく、人肌恋しくなった俺にはちょうどよかった。
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友人よりネタ提供ありがとーう
友人は『エド円かアロ照でよろ』と言っていたが、どうしても恭ヒロになっちゃったんだよ
仕方ないよね私だもの