FF15クリア記念レポ

2016/12/18 17:24



わかりやすく書けたらいいんですけど、技量がな。
というわけで箇条書き形式で。

□システム
・インターフェースはわかりにくくはなかったが、TIPS項目がなくなったのが……
・装備関係がちょっと。とくに売買のとき、最初ちょっと困惑した。理解できれば問題なし
・アイテム使用が面倒くさい!戦闘中にポーション探す→状態異常治すのが若干やりづらい。スティック上下でもっと早く取れれば……というか、他のスクロールは左右ボタンでできちゃうから、ついチョコボ呼ぼうとしちゃうんで勘弁
・マップのやりづらさ。クエストから調べ、場所を割り当て、地図から探すっていうのがちょっとうざったかったかなー。もうちょっと感覚的に触れたら文句なかったかも。
・走るのが!遅い!ストレスフル!綺麗な世界見てね☆ってことなんだろうけど、見たい時だけ見る方針に変更さしてくんないかな?最近のだとウィッチャーにちょっと近いかもしれない……いやあそこまでじゃないが……。

総評:良くはないけど、怒るほどでもない。慣れる必要もないレベルではあった。少なくとも洋ゲーなんかよりずっとマシ。和ゲーの中では微妙かも。


□戦闘
・これが本髄!!すごくよかった!
・武器に熟練度とかがなかったのがよかった。そういうのあると、結局一つの武器に偏りがちだから、武器をたくさん使える、って点だけにフォーカスしたのはアタリ
・仲間がもうちょっと助けてくれるとありがたいけど……これはAPでなんとかしてって部分なのかな?
・まさかのフレンドリーファイア……プロンプトがよく地面で痙攣しててちょっと怖かった。彼らの友情はどれだけ強いのです?私なら王様後ろから刺してるぞ……
・ただ、回避とかを直感的にする、ってよりは、押しっぱなしにしていた方がよかったりっていう点は慣れが必要かも。

総評:すごく良かった!個人的にはドグマの次くらいに戦闘はよかったです。どこでもいいからドグマを超えるアクションRPG作って……お願い……でもアクションでカプに勝てるとこは日本にはないかなぁ


□ストーリー
・まず言えることは、短さ。あと置いてけぼり感。最後確実にこれ書くの疲れてぶん投げてるよね!?って感じではあった
・説明が足りない。アーデンのことも、アーデンが語っちゃだめな気がした。これ私の探索が足りないとかじゃないよね?いや探索が足りないとストーリー情報手に入らないっていうのもなかなかあかんと思うけど。フラグ立てが足りない状況で押し切られたからよくわかんなかった……。主人公の終わりについても、星の病がアーデンで、今後病は起こらないからあれでいいってことなのか?それともまた病の予兆があり次第、王家が生まれるんだろうか?っていうかお父さんに聞きたいんだけど、そういうことならノクトがもっと若くても子供作らせちゃった方がよかったんでないの……?それに、ルーナとの関係性も不明。好きは好きなんだろうけど、もうちょっとさあ……。

・ルーナの死の理由不明。役割が終わる理由不明。六神の半数が交渉不可(死んでたりなんだり)の理由不明。ルーナの故郷が燃える理由不明。王子が死ぬ理由付け薄弱。誰も抗わない理由薄弱。ルーナ兄の行動理念不明。皇帝の存在価値ってもしかしてラスダンの雑魚敵なんです?アラネア「最近帝国はおかしくってさ」おかしい人は包丁を振り回すもんなんです!!ってレベルの説明でなんで納得すると思ったの!?っていう話だった。

・仲間同士の、この……若いからこそのダメダメ感はよかったかな。もしかしたら一番大人なのはプロンプトなのかなとか思った次第。グラディオがノクトに八つ当たりするのは、もうちょっと早くイグニスが止めて欲しかったね。グラディオも若いよってことなのかなぁ……女子中学生並の潔癖ですよね彼。三つも年下の王様が、目の前で恋人が死んだことに憔悴してるのが許せないっていうのもなかなか……。イグニスがああいうことになるのは、王都陥落の時点でそりゃ無傷で物語が終わるわけなかろうがって話だし、グラディオの言葉はかなり矛盾してたので、結局グラディオ自身が追い詰められてたんですよね。だって王様として国のために進むなら、イグニスはその辺の病院にでも叩き込んで先に進まなきゃならないのに。グラディオはノクト以上に自分のことでいっぱいっぱいで、それをイグニスの不幸に置き換えて語ってるのがとてもリアルでした。リアルすぎて、スクエニがそういうつもりで言ってるのか、この辺で仲間との不和を演出しておかなきゃ!っていう指令の元適当にぶっこんだ話なのかわからなかったレベル。ただ、とてもよくない感じでしたから、早くイグニス止めろよって感じであの辺りはストレスマッハだった。

・長さも、普通のゲームが文庫本数冊ぐらいのボリュームなのに対して、これは一冊って感じ。欲を言えば、二週目ではルーナにもっと早く再会できるとか、そういうのがあってもよかった。エンド後の二人をもうちょっと見ていられるとか……無理だよねぇ……。
・「さあ!ここで感動してくださいね!」っていうカンペが見える……そんな感じ……。\ドッ!/じゃねぇわ。みたいなね。
・感情を強制されると萎えます……それは間違いなかった。学んだ。多くを。

・おつかいクエストのしんどさが尋常じゃなかった。罠探す奴とか本当、何十分かかったかわからない……マーカーを出してくれてもよかったじゃないのかなぁ?達成感は特になし。

・ラストダンジョンについては怒りしか存在しない。帝都の方ね。
・「難しい」と「しんどい」は違うと思う。ラストダンジョンについては、良い点が一つもなかった。何もかもが最悪だった。ラスボスへの殺意がとんでもないことになった。

・エンドはよかった。「よくわかんないハッピーエンド」よりは、ずっとよかったと思う。ただ、ああいうエンドでなければならない理由付けが若干薄弱だった。それもやはりストーリーの短さゆえか。……ところで、零式以降、主人公殺しとけば売れるって思い込んでたり……しないですよね……?
・いろいろわけわかんなかったけど、エンディングはとにかくよかった!これは本当、すごくよかったです。お父さんのモノローグ、ロゴに変わる部分も!すごくよかった!!ルーナすごくよかった!すごくきれいだった!!

総評:短い!しんどい!プレイヤーに適切な試練を与える→達成感、これがゲームだと思うんですが、試練に対しての達成感が足りない。っていうか試練がしんどすぎる。ちょっと仕事が雑になってやしませんか?というのは思った。エンタメと、プレイヤーを痛めつけることは違うと思うんだな……。ただ、エンドはすっごくよかった。ものすごくよかった。これぐらいのエンドが待ってるって思えたら、もしかしたらラスダンはもう少し気楽に戦えたかもわからない。
とりあえず、長さはDLCに期待。


□グラフィック
・総じて、かなりのレベルでした。世界最高峰だと思います。
・イベントのグラフィックに関してはもう、脱帽!!ほんとすごかった!ルーナが亡くなるシーン、あそこはとくにすごかったですね……ルーナの髪の描写なんかもう、とにかくすごかった。
・一点だけ言うなら、オルティシエかな……水が多すぎだし、水の描写がどうにも。青いビニールテープ大量に掛けた、みたいになってて。海もあんまりきれいじゃなくって、そこは残念でした。スカイリムのが水はきれいだね……って何年前のゲームだと思っとんじゃい。

総評:間違いなく世界最高峰!……ただ、髪とかは結局高性能エンジンが開発されたってだけだから、グラフィックだけで純粋に言うなら水が不満かも。でもすごいよかった。


□振り返って
うーん、評価できない。
すごく評価の難しいゲームだったことは間違いないです。褒めるべき点も多々あって、それらが世界最高峰だったりするんで、また困る。
ただ、ストーリーはもしかしたらそこらのインディーズに負けるのかもしれない。そんな印象でした。せめてもう少し長ければ……。

私のレビューが長いわな。うん。




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