映画見たりなんだり

2014/12/10 14:46



こんにちは。生きてますぜ兄貴。忙しいぜ兄貴。
めっきり寒くなりましたねぇー……去年といえば、結局最後まで暖房器具には頼らぬ!を貫いた私ですが、早くも敗北を喫しました。電気ストーブ出した。
今年は冷夏でしたしね。それがどう関係あるのかイマイチ把握できない全力文系なのが虚しいところです。
そしてもうすぐ選挙だわーい。歴史もすきなら選挙もすき。


普段私は映画というものをまるで見なくてですね、まぁ洋画ならたまに……くらいで、それでも映画より、アメリカドラマの方が好みだったりします。っていうか映画館があまり好きでなくて。
アメリカドラマの良いところは雑多な価値観が50分の中に混在し、尊重されあっているところです。日本のドラマは勧善懲悪お涙頂戴と評されるものが多いですが、アメリカだって現実を思えばやっていることの程度は似通ってるんだなぁと思ってちょっと楽しい私は西洋史専攻。


で、映画をたてつづけに見ておりまして、まず「美女と野獣」を見に行きました。珍しく映画館行った。最近はパンフレットという存在がどことなく存在感を消失させていますね。買わないんでどうでもいいが。
結論からいえば意味わからん!ごめん原作とか読んでないわ!ディ○ニー知識でしたごめんね!という感じで、うん、なんというか……。うん……。
ネタバレになるんであまり詳しくは言えないですけども、よくも悪くも近世、近代をモチーフにした西洋ファンタジーでした。ベルがもっと良い子だったり、或いは悪い子だったら違ったのかもしれません。完全に、悪い意味での没個性でした。


そんで、一昨日ゲオで「白ゆき姫殺人事件」借りてきて、2日に分けて見ました。
原作本読んで「フーン」ってなって映画そのものは見てなかったので、所用のついでに。
いやぁ、本当湊かなえさんって映像化してこそ映える作家さんですねぇ……。面白かったです。赤星が原作より作りこまれていたので、赤星に感情移入する余地があって。
結論から言えば一人ファー○トクラスさんがいましたというオチですな。


さぁて問題は次見なきゃいけない一作だー
「カティンの森」という……あの、気が重い一作だよ……。
カティンの森事件、といえばまぁ西洋史的にはなかなかに有名なあの事件。それについての映画です。とにかくエグい!グロい!ソ連きたない!という内容、のはず。
うわぁぁ気が重いなぁー……。

ポーランドとか、あとはウクライナとか、零式の白虎を見ているようで胸が苦しいです。二次大戦期のドイツや日本、とまで言うと苦しいを通り越してしまうんでアレですが、ポーランドとかはある程度やはり遠いので、どうしても無責任な感慨を抱いてしまいます。
国家というものは、国民を守ることが最優先ですので、いかに非道とわかっている道を突き進むときであれためらってはいけないんだよなーとひたすらに思います。一番信用ならないのは、どこかで身を切らなければならない現状で「どこを切るか」ではなく「あいつらが切ります」と論理のすり替えを延々と繰り返すやからだぜ。どのみちもう切らない道はないんだよォ!と、最近国際政治史をやっているのでセンチメンタル。ウクライナってすごくナショナリズムが混ざり合った特殊な地域なんですよ……勉強しててもうわけわからん……。





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