お菓子(DIO)

「ここにあったコアラの〇ーチはどこに行ったのだ」
「それDIOさんのだったんですね。ごめんなさい、食べちゃいました」
「何だと?」

DIOさんは私の肩を掴んだ。

「名前、血を貰うぞ」
「待ってください!コアラの〇ーチと私の血になんの関係があるんですか?!」
「私のコアラの〇ーチはお前の血となったのだ、ならばお前の血を飲めばコアラの〇ーチを食べたことと同じだ」

それっぽいことを言って丸め込もうとしている気がする。そうはさせない。

「今から買ってきますから!」
「許さん。私のコアラの〇ーチは2度と帰ってこないのだ」
「期間限定のやつ買ってきますね」
「……早く買ってこい」

bkm