水鉄砲(露伴)

部屋の掃除をしていたら、水鉄砲が出てきた。懐かしいな、早速露伴先生に見せようと思った。

露伴先生の家に行くとちょうど外に先生がいた。

「露伴先生、何してるんですか?」
「水撒きだ」

先生はホースを持っている。

「ちょっと水もらってもいいですか?」
「断る」
「何でですか?」
「君が右手に持っているのはなんだ?」
「水鉄砲です」
「それに水を入れてどこに射つんだ?」
「もちろん露伴先生です」
「だろうな、だからだめだ」
「え〜……実は水はもう入れてあるんですよね〜、くらえ!!」

露伴先生は不意討ちをくらい、顔で私の水鉄砲を受けた。

「ふふ、油断したな!」
「〜〜〜〜この!」
「露伴先生、それはだめです!ずるいです!」

露伴先生は手に持っていたホースの口を押さえ私の方に向けてきた。

「聞こえないな」

その後ホースを持った露伴先生に追いかけられた。

bkm