くらちと


千「しーらーいーしーくーらーのーすーけー」(扇風機に向かって)
蔵「…そんなんやっておもろいん?」(呆れ顔)
千「楽しかよ。あー」(一瞬だけ視線を白石に向けてすぐ戻る)
蔵「暑いならエアコンつけよか?」(リモコンを手に取る)
千「扇風機でよか」(扇風機の前から動く気配なし)
蔵「…やっぱ扇風機やめてエアコンにするで」(ピッと音を出してエアコン起動)
千「えー?」(音に反応して顔を上げる)
蔵「エアコン付けるから扇風機や無くて俺の相手しろや」(扇風機消して後ろから抱きつく)
千「…えー…しょんなかねぇ」(苦笑しながら抱きしめられた手を握る)




扇風機に嫉妬する白石と満更でもない千歳
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