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※日記ログ



「………」
「………」
「…んだよ、そっちは終わったのか」
「ああ、一応な。…跡部」
「なんだ」
「代わろうか」
「はっ、これくらいで負ける俺様じゃねーよてめえは引っ込んでな」
「だが、…わかった。」

青の色をした瞳から大量に涙がこぼれ落ちている。
ただ、跡部は悲しくて、ましてや嬉しくて泣いてるわけではない。一種の生理現象なのだろう。

たまねぎと格闘する跡部は元々不安な手元が歪んだ視界によって更に危なっかしくなる。
だが、普段できないことだからなのか何故だか彼は楽しんでいるようでそれを邪魔することは俺には出来ない。

「くっ…この俺様の視力を奪うなんていい度胸じゃねーの…!」
「お前の武器を封じるとは中々の策士だ」
「ふん、こんなもんで俺様に勝つなんて何千年もはえーよ!」
「見事だ跡部。俺の出る幕はなかったな。」
「当たり前だろ?」
「次はにんじんを頼む」

俺に出来ることは跡部がけがをしないように見張っておくくらいだ。




(カレーをつくろう!)
ーvsたまねぎ



(120606)
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