水嶋⇔青空 | ナノ




 水嶋⇔青空




僕は普通に生徒会室で仕事をしていたはずなんですが…
世の中何が起こるか分かったものじゃないですね。



「ハァ…」

「何で僕がこんな目に合わなきゃいけないの?」

「郁、いつまで落ち込んでいてもしょうがないだろ。少しは元気だせ」

『そ、そうですよ!』

「しっかしあれだな。なぜか颯斗からも水嶋先輩からも違和感を感じないんだが」

「そらそらも、もじゃ眼鏡も一人称僕だしな!」

『これがもし水嶋先生と陽日先生だったら、違和感ありまくりでしたね』

「(熱血な郁に夜久にちょっかいを出そうとする直獅…)……ウェッ」

「ちょっ!?どうしたんですか星月先生!」

「い、いや…なんでもない」

『てゆうか二人ともさっきから全然喋ってないんだけど』

「そらそらぁー、何か喋ってよー」

「…僕は副会長くんじゃないんだけど」

「ぬ?あ!違和感なさすぎたから間違えたぞ!」

「会計くん……」

「おい颯人、いつまでもウジウジすんなよなー」

「別にウジウジなんてしていませけど」

「ちょっと副会長くん、僕の姿で暗黒笑みするのやめてくれない?僕のイメージが台無しになるじゃない」

『い、イメージって…』

「あ、ねぇ月子ちゃん。今から二人で散歩しようよ。今は同い年だし、二人仲良くしても問題ないよね」

『へっ!?』

「郁、あまり調子に乗るな。そして絶対に夜久を連れてどっか行くな。というか行かせない」

「水嶋先生、僕の姿で夜久さんに変なことしないでくださいね?」

「…はいはい、分かったよ」

「てゆうか、敬語じゃない颯斗なんてレアだな」

「なんか面白いな!ぬはは!」

「他人の災難を面白がるんじゃありません、翼君」

『水嶋先生、身長高いからなんか変に迫力が…』

「確かに怖いな…こんな(黒い)笑顔で弾圧する郁はレアだぞ」

「ちょっと、琥太にぃも面白がってない?」

「いや?別に面白がってなんかないぞ?むしろ心配してる位だ。……ククッ(←笑いを堪えてる)」

「琥太にぃ、笑い声聞こえてるよ」

「ハァ…慣れない身体ですと、仕事が進みませんね…」

「よし!じゃあ今日の仕事はこれで……」

「終わらせるなんて言いませんよね?一樹会長?」

「ぬぬ…もじゃ眼鏡が怖いぞ……」

『眼鏡の奥の目が笑ってるようで笑ってないね』

「だから今は中身は副会長くんだってば」

「水嶋先輩入れ替わったのどんだけショックなんですか」



もじゃ眼鏡とそらそらでした!

なんつー微妙なオチw←


郁ちゃんの身長でそらそらみたいな黒いオーラ出されたら、結構な迫力ありそうですよね(笑)

ちなみに被害者二人以外全員楽しんでますw



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