天羽⇔星月 | ナノ




 天羽⇔星月




俺はただ保健室で寝ていただけなのに。なぜこんな目に合わなきゃいけないんだ。最悪だ。



「ぬぬ?なんか素足隊長、意外と背低いぞ!」

「うるさいぞ天羽。お前がデカすぎるだけだ」

「でもお互い素足だから足元にはあまり違和感感じないな!」

「確かにそうだな。楽で良かった」

『なんか気だるそうにしてる翼君って珍しいね』

「逆に星月先生は異常に元気ですけどね。まぁ中身が翼だからしょうがないか」

「静かな翼か…なんか気持ち悪いな」

「でも中身が星月先生ですから、どちらにしても仕事はしてくれなさそうですね…」

『そうだね。それにいつも以上に生徒会室が汚くなっちゃう』

「おいお前ら俺を何だと思ってるんだ?」

『「「「職務怠慢常習犯保険医』」」」

「何か漢字ばかりで中国語みたいになってるぞ」

「素足隊長は素足隊長だぬーん」

『だって職務怠慢なのは事実じゃないですか』

「あれは職務怠慢じゃなくてだな…」

「どうせまた、適当に休みを取ってるだけだとか、保険医が倒れたらどうするんだとか言うつもりですよね?」

「木ノ瀬…俺の台詞を取らないでくれるか」

「同じこと言うの見え見えだったもので、つい」

「なぁ素足隊長ーこのストール外しちゃ駄目か?なんかヒラヒラして邪魔だぬーん…」

「それは止めた方がいいと思いますよ翼君」

「ぬ?何でだ?」

「うん、だって……なぁ?」

『はい…』

「星月先生の色気がいつもに増して増えるからだよ」

「一体何を言ってんだお前等は…」

「ぬぬ?そうなのか?」

『それよりもさ、私なんかこの二人の雰囲気馴れてきちゃったかも』

「夜久先輩もですか?」

「俺もだ」

「僕もです」

「じゃあ戻るの面倒だしこのままでいるかー」

「俺もこのままでもいいぞー」




オチが………!(▼言▼)
すいませんオチがおかしいですね…


素足同盟の二人でした!
それにしても気だるそうな翼君に元気な琥太にぃ…
うん、微妙だ(笑)



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