‖ 土萌⇔宮地 世の中って色んなことがあるんだね。 それを今日改めて実感した。 「なんで僕が宮地と入れ替わらなきゃいけないの?」 「あ、羊のアホ毛が元気なくしてるぞ」 「む…不覚…。すまない、土萌」 「まぁなんか面白そうだし、別にいいよ」 『羊君って好奇心旺盛だね』 「確かに…心なしか、アホ毛も元気になったな」 「羊は単純だな」 「哉太うるさい」 「……宮地に名前で呼ばれた………!」 「む…今は中身は土萌だ」 『羊君が〔む…〕って言った!』 「だから今は宮地だってば!」 「なんか…気持ち悪いな。宮地君の口調がいつもより柔らかい」 『うん…なんかやっぱり凄い違和感あるね。宮地君の眉間にしわないし』 「逆に羊の顔は凄いな…。でも、本人達はなんか楽しんでるけどな」 『「えっ』」 「やっぱ宮地背ぇ高いね。視点がいつもより上の方だよ」 「土萌も高い方だろう?あまり変わらないように思えるが…」 「宮地よりは低いよ。っていうか、宮地、筋肉凄いね」 「筋トレは毎日しているからな」 「あ!ねぇねぇ宮地。今の状態でケーキとか食べたら、やっぱり味覚変わるかな?」 「どうだろう…やってみるか?俺も興味がある」 「本当?よし!さっそく食堂行こう!」 「えっ、食堂行くのか?今の状態で?」 「それはちょっと危ないような…」 『あ!二人とも行っちゃった』 「…しょうがない。追いかけよう」 『「そうだね(な)…』」 この二人は入れ替わっても あまり慌てない気がする← 甘いの大好き仲間だしね! 多分、味覚もあまり変わらないと思います(笑) 〔←〕 |