※がっつりエロ










「じゃあ、まずはさっきのキスの続きから始めましょうか」

「うぇ?! さっきしたのにまたやるのか?」

「あんな軽いキスよりももっと深いやつです。キスにだって色々種類があるんですよ」

「そう…なのか…」

「でも、最初はくっ付けるだけにしておきましょう。慣れたら先に進みますからね」

「うん…」


寝室に設置されたキングサイズのベッド、その中央に三和を寝かせてから、レンは彼に覆い被さるようにして圧し掛かる。

顎を持ち上げ、唇が合わさるか否かという場所でレンは三和を見下ろす。

良く見れば三和の身体は震えている。先ほどのあんなに威勢よく返事を返していても、きっと怖いのだろう。

だから、初めはそんな三和を落ち着かせるようにゆっくりと唇を重ねた。


「ん…」

「っ、…ん、ぅ……」


ゆっくりと、啄むように。

小さく甘い三和の唇はしっとりとしていて、いつもと違った感触をレンへと与える。

ふにふにとした柔らかい皮膚に、しっとりと濡れた唇が、幼い身体にはアンバランスに映えてぞくりとさえする。

けれど、三和から香る柑橘系の匂いだけはいつもと変わらなくて、そんな倒錯感がじわりとレンの脳を溶かす。


「タイシ、舌を出して下さい」

「し、た…?」

「べろ、出して下さい。べーって」

「ん……」

「今からさっきより深いキスをしますから、苦しくならないように息は鼻からして下さいね」


深いキスをする為に唇を離したレンが、少し息が上がったように吐息を弾ませる三和に自分の舌を差し出して見せる。

そんなレンに倣うように、ぎこちなく舌を差し出した三和の唇ごと貪るように、レンは彼の唇へと再度噛みついた。


「ん、ぅ、ぅ、ふぁ!や、…ぬるぬる、する…ぅっ!!」

「でも、気持ちいい、でしょう?」

「んく……っ!」


ぞろりとした舌が三和の小さな口腔をねっとりと犯す。

歯列をなぞり、舌どうしを擦り合わせればじゅくじゅくと卑猥な水音が二人の鼓膜を支配する。

はふはふと覚束ない様子で息を吸う三和の紅潮した顔を見ながら、レンはなおも舌を絡ませる。

そうすると三和はまるで電気でも流されたかのように背筋を奮わせて息を吐き出すのと同時に艶の含んだ吐息を零す。

それは、彼が快楽としてこの行為を甘受している合図。

幼い身体でも、目の前の彼は高校生である三和タイシだ。こうして交われば、その快楽を無意識の内に拾ってしまうのだ。


「んんっ?! ……な、なにしてんだよ!」

「何って、タイシの胸を揉んでます」

「そんなとこ揉んだっておっぱいなんて出ねーよ!ひゃ!や、くすぐった…」


キスを交わしながら、レンは三和の着ている上着の裾から手を差し入れ、胸元にある小さな桃色の突起に指を当てる。

それを親指と中指で捏ねるようにして愛撫していると、息を荒げながら三和が問い掛けてくる。

それに直球に返すと、三和はこの行為の意図が分かっていないのが、言葉通りくすぐったそうに身を捩って笑った。


「なら、こうしましょうか」

「ひゃぁ!あ、あ、あ……や、レン…なに、ぬるぬるして…っ!!」

「気持ちいいですか?ここ、こんなに可愛らしく尖ってコリコリしてますよ」

「ぅあ!やだ……あ!噛むな、…って…ひぅぅっ!!」


そのまま摘まむように指を動かしてもむず痒さを覚えるだけだと考えたレンは、ならばと胸元唇を寄せ、今さっきまで指で愛撫していた突起を口腔へと招く。

唇で覆い、舌で形を確かめるように周りの輪郭を舐めてから、ぷっくりと膨れたその場所へと舌を這わせれば、先ほどまで身を捩っていた三和が大きく声を上げてびくりと背を跳ね上げた。

ようやく胸への愛撫を感じ始めた三和をさらに追い詰めるように、レンは今の愛撫で芯を持ち始めてきた突起を甘噛みする。

そうすれば三和はびくびくと背中を揺らし、時には大きく背を撓らせ口からは幼いながらにも甘く悩ましげな嬌声を響かせた。


「ひっく、……や、…レン…も、やだ、ぁ…」


いやいやをするように首を左右に振り、なんとか快楽の波から逃げようとする三和を突起を愛撫する横目で確認していると、不意に自身の下腹部分がもぞりと動いた。

それに気付き、ちゅるりと音を立てて突起から唇を離したレンがその動きを感じた場所へ目を動かすと、三和が自身の股を擦り合わせるようにして足を動かしていた。


「タイシ…。ここ、苦しいんですか?」

「ん……。ど、こ…」

「ここ。モジモジさせてるでしょう?どうしましたか」

「あ、…これは、その…。なんか、ここがビリビリして、あっつくて……」


三和のその反応に、考えられることをある程度理解していたレンは、未だに足を擦り合わせている三和に優しく問い掛ける。

そのレンの言葉に、最初こそ言うことを躊躇っていた三和だったが、もうすっかりレンのことを信用しているのか、おずおずと擦り合わせていた足を開き、恥ずかしそうに股間を指さして自身の状態を訴えた。

三和のその指を追うように今度こそしっかりと下腹に焦点を合わせたレンは、その場所で三和の幼い幼茎が小さくテントを張っている光景を目にした。


「オレ……なんか、身体、あつ、い……。なぁ、レン……怖い、…オレ、怖いよ…」


生理現象。男が快楽を感じれば必ず今の三和のような反応を示す。

それは、小学校から高校まで、今までの人生の中でそういった授業を受けてきたレンは分かることだった。

だが、今まさにその反応を起こしているのは、性教育さえも満足に受けていない幼い三和だ。そんなこと、理解できるはずもない。

怖いと、そう零すと同時に三和の瞳からは涙が流れ、知り得ない恐怖に先ほどまで紅潮していた顔はすっかりと青褪めてしまっていた。

けれど、対するレンはその三和の表情に欲情していた。

未知の快楽に酔い、自身を信用し頼る三和に、レンは燻り始めた欲をぶつけようとしていた。

あの三和が、普段は構えと煩い自分に呆れながらも、結局はレンの傍を離れずにいる面倒見のいい三和が、初めてレンに頼っている。

それが、レンの欲に火を点けた。

ぐずぐずとべそをかく三和に見えないように、レンはニヤリと歪に微笑み、舌なめずりをする。

ベッド脇に備え付けられた引き出しから三和と性行為をする時にいつも用いるローションを取り出してから、レンは三和の方へと近寄った。


「大丈夫ですよ。ボクがなんとかしてあげますから、ね?ほら、泣かないで下さい」

「ほ、本当か…?」

「ええ」

「痛く、しないか…?」

「気持ちいいことしか、しませんよ…」

「分かった…」

「イイ子ですね。じゃあ、ズボンと下着は脱ぎましょうね」


びくびくと怯える三和に、落ち着かせるように優しく話し掛ける。

三和はいつの間にか両目に堪えきれないほどの涙を溜めてこちらを不安げに見上げていたが、レンの言葉を聞くと安心したようにふにゃりと顔を綻ばせて笑った。

そうしてレンの言葉に特に抵抗することはせず、三和は身を任せるようにしてレンにズボンと下着を脱がされた。

下着を脱がした瞬間にふるりと姿を現した幼茎は、透明な雫を先端から止めどなく滴らせていた。


「冷たいですけど、我慢、して下さいね」

「ひぅっ!ん、……あ、なに、これ…ぬるぬるする、な…」

「これを使うと、タイシがとっても気持ちよくなるんですよ」

「そう、なんだ…」


溢れ出る雫をそのままに、レンはその上から先ほど取り出したローションを勢いよく垂らした。

ローションの冷たさに一瞬身体をびくつかせた三和だったが、不快感は無かったようで、レンがねちゃねちゃとローションを遊ばせている所を凝視していた。


「さ、これから少しだけびっくりすることをしますけど、我慢して下さいね」

「おう…」

「では、いきますよ」

「い゛っ!! あ、やっ!レン、そこ……や、なんでお尻の穴、……やぁっ!!」

「ここを弄らないと治らないんです。……痛い、ですか…?」

「う、ん…っ!! それ、に…苦し、い……」

「すぐに気持ちよくしますから、もう少し我慢して下さい。ね、タイシは男の子だから少しくらい痛いのは我慢出来ますよね」

「分かっ……たぁ…」


ある程度ローションを手に馴染ませたところで、レンは徐に三和の幼茎のさらに後方に隠された小さな窄まりへとそのぬめった指を侵入させた。

途端にその侵入を拒むように、三和の身体が強張り、彼の口からは信じられないと言った色を含ませた困惑の声が上がる。

けれど、彼の性への知識が薄いのを盾にし、レンは自身にとって実に都合のいい嘘で三和を騙す。

それにまんまと騙された三和は、何度も繰り返される『我慢』という言葉を口元で反芻させながら、レンの指による秘孔の侵入を許した。

そんな可愛らしい反応を示しながら、自身の愛撫に身を任せきっている三和を少しでも早く安心させたくて、レンはすぐに三和の最も反応する場所、前立腺を爪先で引っ掻くようにして刺激した。


「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! あ、あ、あ……」

「ここ、気持ちいいでしょう?」

「そこ、……あ!引っ掻かれると……ずっと、びりびり、するぅ……」

「ビリビリするのは気持ちいい証拠です。だから、今度からビリビリしたら『気持ちいい』って言って下さい。分かりましたか?」

「ひぁぁっ!! あ、うん……きもち……いい、よぉ……っ!」


ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てて埋め込まれたレンの指を飲み込む三和の秘部は、ローションの滑りを借りててらてらと光りながら蠢く。

三和は気付いていないかもしれないが、レンとの会話で気が紛れている間に、そこは既に三本の指を飲み込んでいた。

顔色を窺っても、先ほどの病的なまでの蒼白さは無くなり、今はまた頬を紅潮させのぼせ上がったように熱い吐息を絶え間なく吐き出している。

これならば、と一人で納得したレンは、くちゅりと音を立てて秘部から指を抜き取ると、緩く立ち上がりズボンの中で窮屈そうに欲の解放を訴える怒張を抜き出した。


「タイシ、今からここに、これを入れますよ」

「ふぁ…っ、え……そ、れって…え?! や、無理だってっ!! そんな、おっきいの……」

「大丈夫です。その為に、さっきいっぱい我慢したんですから」

「でも、……」


その大きさに目を見張り、さらにレンの言葉を聞いた三和は、信じられないとでも言いたげに困惑の声を上げてレンに無理だと訴える。

だが、レンも引くに引けない。もともとこの為にさっきまでぐずる三和の秘部を愛撫していたのだから。

レンにとっては、これからが本番なのだ。

早く一つになりたい。しかし、そう思う反面、三和が嫌がることをしたくはないという気持ちもレンにはあった。

やっと、自身の手で愛せる大切な人に出会えたのだ、ここで彼に嫌われるようなことはしたくはない。

嫌われること、失うことは、レンにとってはトラウマに近いことであった。


「大丈夫です。痛くしない、約束します。ね?」

「……じゃあ、指切りしよう」

「ええ、いいですよ」

「い、痛くしたら嫌いになるからな!」

「それは困りますね。うんと優しくしてあげないと」


再度、レンは何度も何度も三和に同じ言葉を繰り返す。

それに根負けした三和が、おずおずといったように自身の小さな小指をレンへと差し出しながら、指切りしようと提案してきた。

レンはそれに二つ返事で答え、三和の嫌いになるという言葉に苦笑しながらその小さな指へと自身の小指を絡ませて切った。


「じゃあ、ゆっくり深呼吸して…」

「う、ん…」

「……くっ!」

「ひ、あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! あ、あ、あ……んぅっ!!」

「タイ、シ……っ!!」

「ひゃ、あ、れ、……レン…っ!!」


そうして身を強張らせたままの三和の力を抜こうと、深呼吸をするように伝える。

レンの声に従うように三和が深く息を吸い、吐いたのを見計らって、レンは猛ったその怒張を三和の秘部へと挿入した。

埋め込まれるのと同時に上がる悲鳴にも似た嬌声が部屋に響く。

奥へと押し進むレンのソレを受け入れようと、はくはくと浅い呼吸を繰り返す三和に合わせるようにレンもまた腰を押し進めていく。


「苦しい…ですよね…っ!! 大丈夫、です…。ほら、ここ……っ!!」

「ああっ!! あ、あ、ひゃあっ!!」

「さっきタイシがとっても気持ちが良かったところですよ。どう、ですか…」

「や、レン、の……おっきく、て…ぁっ!きもち、いい……よぉ…っ!!」


ぱちゅ、ぱちゅと、控えめな水音が響き律動が繰り返される中、レンの問い掛けに熱に浮かされた表情で三和は答える。

その表情に挿入時に見せた苦しさは感じられなくなっていた。

律動を繰り返す中、不意に腕に触れる温もりを感じ見下ろした先に映ったのは、レンの腕をしっかりと掴み快楽に耐えようとする三和の小さな掌だった。


「タイシ、ボクが怖いですか…」


縋るようにして掴まれたその手を見ながら、レンは小さくそう零した。

レンのその言葉をしっかりと聞き取っていたのか分からないが、三和は快楽に溺れながらも小さく微笑みを浮かべ、そして言った。


「大丈夫。オレ、レンのこと…好き、だから…」

「…っ!!」


その言葉と表情が元の大きさの三和と重なり、レンの鼓動がどくりと高鳴った。

そして、その感情に呼応するようにレンの怒張も一際大きく脈打ち、気付けば限界が近付いていた。

三和はどうなのだろうと今まで気を配っていなかった幼茎に目線を動かせば、そこは既に何度か精を放った後らしく、白い液体が少量、三和とレンの下腹を汚していた。

それを見てこれ以上長引かせるのは今の幼い三和の身体には負担だと考えて、レンはラストスパートを掛けるようにして律動を早めた。


「タイシ、ボクも、ボクもタイシのことが大好きです……っ!!」

「レン、レン…っ!」

「だから、一緒にイキましょう。キミに負担は掛かりますけど、中に、出しますからね…っ!!」

「ふぁっ!あ、あ、はぁっ、あ……。あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! ……あ、…」

「くっ……」


縋りつく三和の手の片方を自身の手で絡め取り、もう片方の手で三和の腰を掴み、挿入の動きを早める。

互いに名前を呼びあい好きだと告げながら、レンは三和の中で、三和は自身とレンの下腹に精を放ち互いに絶頂を迎えた。