高尾誕生日企画 | ナノ
Takao's Birthday Project
あと5日




本日11月16日のさそり座はおめでとう!1位です!相性がいいのはかに座!(もう凄い通り越して恐い)
ラッキーアイテムは……温泉の入浴剤です。




俺、高尾和成は金曜日の浴室で入浴剤を床に広げていた。

母さんがこういうのが好きで、家には入浴剤がいくつもある。今日のラッキーアイテムが入浴剤だったから適当に拝借して、部活が終わってから誰もいない金曜日の高尾家に真ちゃんを連れ込んだ。


「しんちゃぁん。入浴剤どれがいい?」


むっとした表情で既に浴槽につかっている真ちゃんに尋ねる。
真ちゃんは眼鏡をかけていない目で俺を睨んできた。
俺はそれにお構いなしに入浴剤の種類をあげていく。


「色々あるぜー。嬉野がいい?紀州龍神?山代とか?」

「……何でもいいのだよ」

「あ、じゃあこれは!?」


真ちゃんに見せるけど、どうせ見えていない。
俺は笑いながらパッケージに書かれている文字を読み上げる。


「乳頭!」

「馬鹿尾」


ばっしゃあっと真ちゃんが思いっきり前に向かってお湯を飛ばしてくる。
そのお湯がダイレクトに俺の顔にかかった。
……服着てなくて良かった。


「真ちゃんなにすんのさ!」

「乳頭温泉を馬鹿にするんじゃないのだよ」

「……そこまで言うならこの入浴剤にしてやるよ」


真ちゃんが入っている浴槽のなかに、粉末をふりかけていく。
それはすぐにお湯に溶けて、水面は真っ白になった。
これ俺が入るとき真ちゃん踏まなければいいんだけど。


「はいはい真ちゃん、失礼しまっす」

「おま、大浴場じゃないのだから入ってくるな!」

「え、俺が入らないと思ってる真ちゃんにびっくり」

「お前が正論みたく言うんじゃないのだよ」


流石にでかい男二人に、一般家庭の浴槽はきっついなー。
まあ真ちゃんと近いからいいけど別に。真ちゃんの顔がすっごく歪んでるけど気にしねえもん。いいもん別に。


「……っ」

「あ、ごっめーん。当たっちゃった?」


にい、と口角をつり上げる。
真ちゃんは眉間に皺を寄せて、目の前にいるであろう俺を真っ赤な顔して睨んでくる。
そんな顔しても可愛いだけだよ?
そんな顔してほしくてわざとやったって言ったらもっと可愛い顔して怒ってくれる?


「水が濁っているのだから、あまり動くんじゃな……ふあっ!」

「動くなって言われたら動きたくなるのが人間って思わねえ?」

「やめ、調子に乗るな!」

「足でふにふにされて感じちゃってんだー?」

「た、かおっ!!」


真ちゃんの視力が悪いのをいいことに、俺は水面下で真ちゃんの胸の飾りに手を伸ばす。


「や、あっ」

「乳頭ってやつ入れてるから?真ちゃんの乳頭たってるよ」

「へん、たぁっ、い!」

「変態でっす☆」


俺はだんだん調子に乗ってきて、真ちゃんの胸の飾りに噛みつく。
口の中にお湯が入ってくるけど気にしない。気にするべきだけど。


「な、にも!しないって、いったのだよぉっ!」

「じゃ、前言撤回で」


胸を弄るのをやめて、俺は真ちゃんに口づける。
甘い吐息をもらして真ちゃんは小さく唇を開く。
それは、誘われている合図。
俺はまるで食べるかのように真ちゃんの口内を犯していった。


「んん、ふぁっ」

「真ちゃん、挿れたい……」


慣らしてもいないのに、といった表情で俺を見てくる真ちゃん。
それはそうなんだけど俺、正直もう限界。
ちゅう、と真ちゃんのほっぺたにキスをすれば、真ちゃんは眉を垂らして泣きそうな顔をしてこくりと頷いた。


「まじ、だいすき」


真ちゃんの足を持ち上げて、一気に貫く。
ごぽごぽとお湯が真ちゃんのナカに入ってきて、アツイ。


「ひ、ああっ!や、おゆがぁっ」

「やっべ、あつ……ッ」

「やらぁ!のぼせちゃうのらよお!」

「のぼせても、俺抱えきれねーかんな?」

「あ、たかお!だめ、いっちゃ、イッちゃうのらよっ」

「早くね?相変わらず早漏ちゃんなんだから……」


俺の律動に合わせて水が揺れる。
うちの浴槽壊れんじゃね?ってくらいがつんがつん言ってんだけど。
真ちゃんも嫌々言ってるくせに、ちゃぁんと感じてるし。
快感に弱い真ちゃん、可愛い。


「きもち、いっ!おく、もっとおくまで……」

「真ちゃん、」

「きて、たかお……っ」


そんなん、まじで反則っしょ……!




:あと5日

この企画でR指定を書くつもりはなかったんですが…いや、これは反則でしょ!
今日の占いは仕組まれていた。きっと監修さん同士様だと信じてる←なに言ってんだよ





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