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あと9日
※firstも書きなおしましたが、やほー様の占いコーナーが面白かったので(相性とかもろもろ)これからもそちらの占いコーナーを見て書いていきたいと思います。
本日11月12日のさそり座は6位!相性がいいのはおとめ座です!
ラッキーアイテムは……
陶器です。
「……っわざわざお前のラッキーアイテムをメールしたのに持っていないとはどういうことなのだよ!」
「だって俺陶器とか持ってねえもん!!!!」
「お前の親父さんは焼酎など飲むときの陶器製のカップを持っていないのか!」
「え、あれって陶器!?」
「(ムカッ)」
目の前にいる、あははやっちゃった〜と言っている馬鹿尾に呆れてものも言えない。
こいつなら陶器くらいちゃんと分かるだろうと思って俺は自分の分しか持ち合わせていない。
なぜ今日に限って“お互いの家の中間で待ち合わせ”などということにしてしまったのだろうか。
帰れるが帰りたくない距離だ。
「馬鹿尾!」
「そんなに怒らないでよ真ちゃぁん!!」
俺に縋り付いてくる高尾を足蹴にして、ふいっと顔を背ける。
こいつは何も分かっちゃいない。なぜ俺がいきなり高尾にもラッキーアイテムを持たせているかっていう理由など――
「見捨てないで真ちゃん!」
「お前などもう見捨ててやるのだよ!」
「しんちゃああああんっ」
「おい、」
「自業自得だ馬鹿め!お前には心底呆れたのだよ!」
「おいって、」
「なんだよぉ!何でそんなに怒るんだよぉぉぉお!」
「うるせぇよお前らァ!」
俺や高尾とは別の声が響く。
向かい合わせで言い合っていた俺と高尾は、横を向いた。
そこには懐かしい黒い生物……もとい、
「青峰!?」
「よぉ」
青峰の姿があった。
「お前、なぜここに?」
「さつきがお前にやれってうるさくてよぉ」
ほら、と俺に差し出してきたのは陶器製の小さなストラップ。
それは十字架の形をしていて、女子が好みそうなデザインだ。
「俺に?」
「らしいぜ?恋愛どうのこうのっつってたけど。さつきの奴、お前と女友達感覚だぜ」
「これ、陶器製か」
「ああ?見りゃ分かんだろ」
「高尾ぉ!陶器だ!」
「やったね真ちゃんっ!」
はあ?と状況についていけていない青峰そっちのけで、俺は桃井からの貰い物のストラップを高尾に差し出す。
高尾は大事そうにそれをしまった。
「よし!これで今日の俺は大丈夫っしょ?」
「そうだな。助かったぞ、青峰」
「へ?ああ、いや……」
「じゃ、俺ら朝練あっから!お前もちゃんと学校行けよ青峰〜」
高尾が俺の腕を組んできて、青峰に手を振りながら歩き出す。
俺がちらりと青峰の方を見ると、呆けた面をしていた。
「……ってか今日お前と相性いいの俺だぞぉぉおお!?(←おとめ座)」
「お前といるより真ちゃんといるほうが運気上がる気がするからいい」
「てめええええええ!緑間の相棒だからって調子乗ってんじゃねえぞ!」
……何はともあれ、今日も高尾の運気が補正できるので良かったのだよ。
:あと9日
今日は緑間視点でいってみました。
そして今日からやほー様占いでいきます!
ほんとはこれ黄瀬くんだったはずなんですww
おとめ座って勘違いしててww←雰囲気判断
急遽青峰さんに出ていただきました。
楽しかったです〜。