黒子のバスケ | ナノ



※赤司様一人称俺




黒子と恋人同士になって早一か月。

恋愛初心者の俺は一か月経った今でもなお手を繋ぐことすらままならない。自分でもとってもピュアな奴だと思う。

めでたく恋人同士になったのだから…“黒子”から“テツヤ”へと名前の呼び方でも変えたいのだが…

テツヤテツヤテツヤてちゅや…やばいこれは噛む。緊張してると余計に噛む率が高くなる。

ここはやはり安定に名字呼びを続行しようか。いやでもいつか名前で呼びたい。

そのいつかは今じゃないのか赤司征十郎!



「てっ、てちゅやっ!」



やっべーーーーーーー!

安定の俺!さすが俺!神すらお見通しであっただろうてちゅや呼び!!



「…なんでしょう、あかちくん」

「俺が悪かった」

「謝ってもらう意味が分かりませんよ」



ふふ、と微笑む黒子が……

もうどうしようもなく可愛かった。

ていうか俺の名前をわざと噛む黒子に萌えた。これが萌えってやつか。



「これから沢山僕の名前を呼んでくださいね、赤司くん」

「テツヤ……!」

『あ!』




:噛んじゃった

み、みじかい!
こういう可愛い赤司さんが好みです。


おまけ

キセキ『ちゃんと呼べてよかったね赤司(ちん)(っち)……!』

「ところでテツヤは俺の名前は呼んでくれないのかい?」

「えっ……!せ…せーじゅーろーくん…っ!」

赤・黄・青「かわいいいいいいいいい」

「はあ?黄瀬と青峰後で部室」


結局いつもの赤司さんのような…(笑)







噛んじゃった



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